筋トレの初心者にいきなりビッグスリーはハードルが高すぎるという話
筋トレの初心者にビッグスリーは難しい
筋トレのことを調べていると、必ず出てくるのが「ビッグスリー」という言葉です。
ベンチプレス、スクワット、デッドリフトの3種目の筋トレを指しています。
ビッグスリーは次のように表現されることが多いです。
- 筋トレの王道
- 筋トレの基本
- ビッグスリーだけやっていれば良い
- 短時間でトレーニングできる
- 最短で筋肉が大きくなる
これらのビッグスリーの表現は全て正しいと思います。
私が言いたいのは、ビッグスリーは素晴らしいトレーニングですが筋トレの初心者には難しすぎるということです。
自宅で出来ない
ビッグスリーをやる場合、パワーラックやセーフティバー、ベンチやバーベル、重りなどの設備が必要になります。
筋トレを始めたばかりの人で、自宅にそんな設備が揃っている人は少ないです。
そのため、ほとんどの人はジムに通う必要が出てきます。
もちろん、ジムに通うならお金が必要です。
続くか分からない筋トレに、いきなりお金を払わなければいけなくなります。
そもそも、筋トレはもっと気軽に始められるべきです。
特別な道具は使わずに、自宅で出来るトレーニングが理想ではないでしょうか。
一人で覚えるのが難しい
ビッグスリーは、筋トレの中でも難しい種目です。
はっきり言って、動画やネットの記事だけで覚えるのは無理です。
ビッグスリーを覚えるためには、誰かに教えてもらうしかありません。
友人に詳しい人がいたとしても、自分でやるのと人に教えるのは勝手が違います。
やはり、プロのトレーナーにお金を払って教えてもらうのが一番です。
プロのトレーナーに教えてもらうためには、スポーツジムだと別料金になるでしょう。
パーソナルジムだと、さらに多くのお金が必要になります。
筋トレを始めたいだけなのに、お金がどんどん出ていってしまう事になります。
この時点で、多くの人が筋トレを諦めてしまうかもしれません。
怪我をする可能性が高い
ビッグスリーは、筋トレの中でも特に重い重量を扱います。
無理をしたり間違ったフォームでトレーニングをすれば、すぐに怪我をしてしまうことになります。
特に、間違ったフォームのデッドリフトで腰の怪我をする人が多いです。
腰を怪我すると、筋トレどころか日常生活にも支障が出てしまいます。
特に初心者なら、怪我をする可能性が高い筋トレは避けたほうが良いでしょう。
初心者はビッグスリーに代わる簡単な筋トレをやろう
ビッグスリーは素晴らしいトレーニングですが筋トレの初心者には難しすぎます。
筋トレの初心者は、もっと簡単なトレーニングから始めるべきです。
ビッグスリーほど効果的ではありませんが、ビッグスリーに代わる簡単でお金もかからないトレーニングを考えていきます。
ベンチプレスに代わる簡単な筋トレ
ベンチプレスのメインターゲットは大胸筋です。
大胸筋を鍛える簡単な筋トレと言えば「腕立て伏せ」です。
腕立て伏せであれば、自宅で簡単に簡単にトレーニングすることができます。
負荷が物足りなくなってきたときは、スピードを早めたりプッシュアップバーを使うことでトレーニングの強度を高めることができます。
スクワットに代わる簡単な筋トレ
スクワットのメインターゲットは大腿四頭筋(太もも表)です。
一緒にハムストリングス(太もも裏)や大殿筋(お尻)も鍛えられます。
ビックスリーのスクワットとは、バーベルスクワットのことです。
バーベルスクワットに代わる簡単な筋トレは、「自重スクワット」です。
重りを持たないスクワットでも、回数を増やすことで十分に効果があります。
デッドリフトに代わる簡単な筋トレ
デッドリフトのメインターゲットは広背筋(背中)です。
広背筋を簡単に鍛えるなら、「タオルラットプルダウン」が最適です。
タオル1枚あれば、自宅で簡単にトレーニングすることができます。
背中の筋肉は、自分の目で確認しながらトレーニングすることができません。
背中のトレーニングのコツを掴めるまでは、簡単なトレーニングから徐々に慣れていく方法がオススメです。
プロを目指す人はビッグスリーをやろう
ボディビルやフィジーク、プロのトレーナーを目指すなら話は別です。
プロを目指す人は、悩むこと無くビッグスリーから始めるべきです。
もちろん、正しくビッグスリーを覚えるために、プロのトレーナーからマンツーマンで教えてもらいましょう。
プロを目指すなら、お金をかけて最短の道を選びましょう。
最短で最大の効果が期待できるビッグスリーをやらない理由は何もありません。
まとめ
- ビッグスリーは筋トレの初心者には難しすぎる
- 筋トレの初心者は、簡単なトレーニングから始めるべき
- プロを目指す人は、ビッグスリーから始めるべき
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