タンパク質だけじゃダメ?筋肉をつけるためには糖質もとろう!
「糖質」もとった方が筋肉は成長する!
皆さん、十分にタンパク質はとっていますか?
筋肉を大きくしたくて、タンパク質をとっている人は多いです。
しかし、「糖質」となると話は変わってきます。
糖質は貴重なエネルギー源ですが、とりすぎると体脂肪に変わってしまいます。
なるべく余計な体脂肪をつけたくないため、「糖質」を積極的にとっている人は少ないのではないでしょうか?
ところが、筋肉の成長には「糖質」も大きく関わってきます。
タンパク質だけで無く、糖質もとった方が、筋肉は大きく成長するのです。
筋肉を大きくするために必要なこと
まずは、筋肉を大きくするために必要なことを簡単に確認しましょう。
筋肉を大きくするためには、次のようなことが必要になります。
筋トレ
筋肉は、筋繊維の集合体です。
筋繊維の数は、人によって決まっており意識的に増やすことはできません。
しかし、筋繊維を傷つけることで「筋繊維を太くしていく」ことは可能です。
筋繊維1本1本を太くすることで、結果的に筋肉を大きくしていくことになります。
筋繊維を傷つけるために有効な方法と言えば「筋トレ」です。
負荷の高い筋トレをすることで、筋繊維を効率的に傷つけることが可能です。
また、同時に脳に「筋肉を太くしなければ危険だ!」と思わせることで、筋繊維が修復されるときに、より太くより強くなっていきます。
栄養
傷ついた筋繊維を修復するためには、材料となる栄養素が必要になります。
栄養素が足りなければ、いくら筋繊維を傷つけても、うまく修復できません。
そのため、筋肉を大きくしたければ、体に栄養素を満たしておく必要があります。
筋繊維の修復に必要な栄養素は、「タンパク質」と「ビタミン・ミネラル」です。
タンパク質は、肉類や魚類、大豆製品や鶏卵などに多く含まれています。
ビタミン・ミネラルは、色々な食材に少しずつ含まれてるので、できるだけ多くの食材をとるようにしましょう。
休息
傷ついた筋繊維が修復されるまでには、最大で約48時間〜72時間かかります。
筋繊維が修復されるまでは、再び筋トレはせずに休息をとりましょう。
筋トレの頻度が多すぎれば、筋繊維の修復が間に合わず、筋肉は大きくなりません。
また、睡眠も立派な休息の1つです。
睡眠中は、筋肉を成長させる「成長ホルモン」が一番多く分泌されます。
反対に、睡眠が不足すれば、筋肉の成長は鈍くなってしまうでしょう。
筋肉を大きくするためには、「筋トレ・栄養・休息」が必要だよ!
どれが欠けても、筋肉は大きくならないよ
「糖質」も筋肉の合成には有効な栄養素
筋肉を大きくしたい人は、筋肉の材料となる「タンパク質」や「ビタミン・ミネラル」が多くとれる食事にシフトしていきます。
ただし、必要以上に「タンパク質」に固執するのは、筋肉を大きくするうえで、損をすることになります。
実は、「糖質」も筋繊維の合成にはとても有効な栄養素です。
もっとも、糖質が筋繊維に直接作用する訳ではありません。
糖質をとると、すい臓から「インスリン」というホルモンが分泌されます。
インスリンには、「三大栄養素の合成を高める」という働きがあります。
タンパク質も三大栄養素の1つです。
つまり、「インスリン」にはタンパク質が筋繊維を修復することを助けてくれる働きがあるのです。
糖質をとらなければ、「インスリン」の効果を得ることはできません。
「タンパク質」と適度な「糖質」をとることが、筋肉を大きくするためには必要です。
糖質は、筋肉を動かすためのエネルギー源にもなるよ
エネルギーが足りなくなると、筋肉の分解も早くなってしまうね
糖質のとりすぎは太るので注意しよう
「糖質」も筋肉を大きくするために有効な栄養素だということが分かりました。
しかし、糖質のとりすぎには注意しましょう。
糖質には、体脂肪になりやすいという特徴があります。
糖質をとりすぎれば、多くの体脂肪がついてしまうことになります。
体脂肪をつけたくない人は、糖質のとりすぎには注意が必要です。
糖質は、体脂肪になりやすいから注意が必要だよ
高タンパク質、低糖質な食事がオススメ
まとめ
- 筋肉を大きくするためには、「筋トレ・栄養・休息」が必要
- 糖質をとることで、すい臓からインスリンが分泌される。インスリンはタンパク質が筋繊維を修復することを助けてくれる
- 糖質をとりすぎると、体脂肪がつくので注意が必要
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