なぜ便秘になると太るのか?痩せたいならお通じを良くしよう

痩せたいならお通じを良くしよう

「便秘になると太る!」という話は良く耳にしますよね?

実際にその通りで、便秘になると太りやすくなったり、疲れやすくなったり、肌荒れを起こしたりと、楽しく生活をしていくうえで大きなデメリットがあります。

ダイエット中に便秘になってしまえばもう最悪です。

思うように痩せることは出来ず、体の調子も悪くなってしまうでしょう。

では、そもそも、なぜ便秘になると太ってしまうのでしょうか?

便秘になると太りやすくなる原因と、便秘を改善するための方法について考えていきます。

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便秘になると太りやすくなる原因

まずは、便秘になると太りやすくなる原因について考えていきましょう。

便秘になると太りやすくなる原因は、「直接的な原因」と「間接的な原因」の2種類に分けることができます。

便秘になると太りやすくなる直接的な原因

便秘になると太りやすくなる直接的な原因は、肝臓のエネルギー代謝機能が低下するからです。

エネルギー代謝機能が低下すれば、結果的に体脂肪が蓄積されやすくなります。

便秘になってから体脂肪が蓄積されるまでの流れ
  1. 便秘になる
  2. 便がエサとなり、腸内に「悪玉菌」や「有害物質」が増殖する
  3. 腸壁から有害物質が吸収され、血管に入って全身を巡る
  4. 有害物質を除去するために、肝臓に大きな負担がかかる
  5. 肝臓のエネルギー代謝機能が低下する
  6. 体に入ってきた栄養素がエネルギー変わりにくくなる
  7. エネルギーに変わらなかった栄養素は、体脂肪として蓄積される

簡単に言えば、便秘で発生した有害物質を取り除くことに肝臓が専念してしまうため、肝臓のエネルギー代謝機能が低下して、体脂肪が蓄積されやすくなるのです。

便秘の期間が長いほど、体に悪影響が出てしまいます。

便秘になると太りやすくなる間接的な原因

便秘になると太りやすくなる間接的な原因は、基礎代謝が低下してしまうことにあります。

基礎代謝は、何もしなくても消費されるカロリーで、本来であればダイエットの強い味方になってくれるものです。

しかし、便秘により有害物質が血液に入り込むことにより、脳や内臓に栄養素が行き渡らくなってしまいます。

十分な栄養素がなければ、脳や内臓は活発に働くことはできません。

結果的に、脳や内臓で消費されるカロリーが減ることになり、基礎代謝の低下につながります。

基礎代謝が低下すれば、それだけ太りやすく痩せにくい体になってしまうでしょう。

便秘改善!お通じを良くするための方法

では、便秘を改善するためには、具体的にどうすれば良いのでしょうか?

お通じを良くするための方法について1つずつ考えていきます。

便秘改善!お通じを良くするための方法
  • 朝食をとる
  • 水を多く飲む
  • 食物繊維を多くとる

朝食をとる

食事をとることで、排便を促すことができます。

腸に食べ物が入ってくることで、反射作用により便が動き出すのです。

そのため、1日3食きっちりとることが重要で、特に朝食は必ずとるようにしましょう。

睡眠中は腸の活動も停止しており、朝食をとることで腸は活動を始めます。

また、朝食を抜いてしまうことで自律神経が乱れる原因になり、日中にカロリーが消費されない体になってしまうかもしれません。

お通じを良くするために、バナナ1本でも良いので毎朝何か食べる習慣を身につけましょう。

水を多く飲む

水を飲むことで、腸の粘膜が増えて排便を促すことができます。

反対に、便の80%は水分なので、体内の水分不足が続けば便秘の原因にもなりかねません。

また、冷たい水は胃腸に負担をかけて働きを弱めてしまうので、できる限り「常温の水」か「白湯」を飲むようにしましょう。

水を多く飲むことで、血行も良くなるので基礎代謝の向上も期待できます。

ただし、下痢になってしまうほど多く飲んではいけません。

下痢になるということは、食べた物の栄養を吸収することができなかった証拠です。

食べた物の栄養が吸収できなければ、基礎代謝が低下してダイエットの結果も思うように出なくなってしまうでしょう。

食物繊維を多くとる

食物繊維は栄養もカロリーもありませんが、体の健康を維持するためには必要なものです。

食物繊維は消化されずに小腸や大腸まで届くため、排便を促進する効果が期待できます。

厚生労働省策定の「日本人の食事摂取基準(2015年版)」によれば、1日あたりの食物繊維の摂取目標量は、18〜69歳の男性で20g以上女性で18g以上です。

毎日の食事から、できるだけ多くの食物繊維をとるようにしましょう。

食物繊維を多く含む食材
  • 野菜類
  • きのこ類
  • 豆類
  • 海藻類
  • 果物類

また、食物繊維を含む食材は、ダイエットで不足しがちな「ビタミン」や「ミネラル」が含まれていることが多いです。

排便を促してビタミンやミネラルもとれるので、食物繊維を食べることはダイエットをするうえで一石二鳥と言えるでしょう。

便秘を改善してダイエットを成功させよう

便秘になると太りやすくなる原因と、便秘を改善するための方法についてお話してきました。

便秘は、ダイエットをするうえで大きな障害になり、健康面でも大きなデメリットを受けることになります。

意識して便秘を改善することで、ダイエットの成功率はぐんと高めることができます。。

自分の生活習慣を見直して、便秘を改善していきましょう。

まとめ

  • 便秘になると太りやすくなったり、疲れやすくなったり、肌荒れを起こしたりと、楽しく生活をしていくうえで大きなデメリットがある
  • 便秘になると太りやすくなるのは、「肝臓のエネルギー代謝機能が低下する」「基礎代謝が低下する」ということが原因
  • 便秘を改善するための方法として「朝食をとる」「水を多く飲む」「食物繊維を多くとる」などがオススメ

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