ダイエットが結果が出ない原因は色々とありますが、その原因の1つに「冷たい物を食べている」ということが考えられます。
同様に、冷たい飲み物もNGです。
ダイエット中に冷たい物を飲食すると、ダイエットの効果がぐんと低下してしまいます。
反対に、ダイエット中の効果を向上させていくためには、冷たい物では無く、温かい物を食べることが大切です。
冷たい物がNGな理由、温かい物がOKな理由について、それぞれ考えていきましょう。
ダイエット中に冷たい物を食べるのはNG
では、ダイエット中に冷たい物を食べるのは、どうしてNGなのでしょうか?
具体的な理由を1つずつ確認していきましょう。
食べた物の消化や栄養の吸収が悪くなる
冷たい物は、胃腸を冷やしてしまいます。
胃腸が冷えてしまうと、食べた物の消化や栄養の吸収が悪くなり、最悪の場合は消化不良で下痢をしてしまうかもしれません。
ダイエットの基本は、十分な栄養を体に取り込んで、体の機能を活性化させることだと言えます。
体の機能を活性化させることで、1日に消費されるカロリーを最大まで高められるのです。
そのため、胃腸の働きを悪くする「冷たい物を食べる」という行為は、ダイエットをする上で大きなデメリットになってしまいます。
夏場や食欲が無いときは、冷たい物が欲しくなるかもしれませんが、ダイエット中は我慢して温かい物をとることが大切です。
基礎代謝が低下する
冷たい物が体内に入れば、体全体が冷えて体温が低下してしまいます。
体温が低下すれば、各内臓の働きも悪くなるため、結果的にダイエットの強い味方である基礎代謝が低下することになります。
特に何もしなくてもカロリーを消費し続けてくれる基礎代謝が低下してしまっては、痩せにくく太りやすい体のできあがりです。
基礎代謝の低下は、そのままダイエットの失敗を意味しています。
また、体温が低くなれば、体の免疫機能も弱くなってしまうでしょう。
免疫機能が弱くなれば、それだけ風邪や体調不良の原因にもなり、もはやダイエットどころでは無くなってしまいます。
DIT(食事誘発性熱産生)が低下する
ダイエットをする上で、DIT(食事誘発性熱産生)はとても重要なものです。
DITとは、食事により消費されるエネルギーのことで、基礎代謝の約10%を占めています。
しかし、冷たい物を食べることで胃腸の働きが悪くなるため、このDITも低下してしまうことになるのです。
つまり、冷たい物を食べることで、その分DITが低下することになり、食事による消費カロリーが少なくなってしまいます。
冷たい物はDITを低下させるため、ダイエットのデメリットになるのです。
なるべく温かい物を食べることでダイエットの効果がアップする
ダイエット中に冷たい物を食べるのはNGだというお話をしてきました。
冷たい物を食べることで、消化や吸収が悪くなったり、基礎代謝が低下することになります。
では、温かい物を食べることのメリットは何なのでしょうか?
もうお気付きの人も多いと思いますが、温かい物を食べることで次のようなメリットがあります。
温かい物を食べることで、体の中でダイエットに大きなメリットのあることばかりが起こります。
ダイエット中は、冷たい物では無く温かい物を食べた方が良いでしょう。
季節や体調に関わらず、温かい物を食べて体を冷やさないようにすることが大切です。
「冷たい飲み物」や「アイス」をやめることから始めよう
いきなり、冷たい食べ物をすべてやめるのは難しいかもしれません。
まずは、「冷たい飲み物」や「アイス」をやめることから始めるのはどうでしょうか?
自販機やコンビニで売られている、冷たい飲み物やアイスを避けるだけでも、体を冷やしてしまう機会はぐんと減るはずです。
たったそれだけのことでも、体の機能は活性化してダイエットの効果を底上げしてくれます。
自分の体を冷やす食べ物を避けて、体を温めてくれる食べ物を優先してとっていきましょう。
まとめ
- ダイエット中に冷たい物を飲食すると、ダイエットの効果がぐんと低下してしまう
- ダイエット中に冷たい物を食べることで「食べた物の消化や栄養の吸収が悪くなる」「基礎代謝が低下する」「DITが低下する」などのデメリットが起こる
- 温かい物を食べることで、体の中でダイエットに大きなメリットのあることばかりが起こる
- 自分の体を冷やす食べ物を避けて、体を温めてくれる食べ物を優先してとっていくことが大切
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