夜にたくさん食べると太る?原因と対策は?
夜に食べると太る原因
「夜間や寝る前に食べると太る」という話を聞いたことがある人は多いと思います。
もう、あまり動かないからかな?とイメージはできますが、正しく原因や理由を知っておく事で、対策することが出来るようになります。
結論から言えば、夜に食べると太る原因は、「自律神経が副交感神経切り替わっている夜に食べたものは、体に吸収・蓄積されやすいから」です。
自律神経とは
自律神経とは、体の消化・吸収・代謝・循環という重要な機能の調整を行っています。
自律神経には「交感神経」と「副交感神経」の2種類あります。
交感神経と副交感神経は、体外・体内の環境変化によって、自動的に切り替わります。
交感神経とは
朝や昼の活動時間帯に働きます。
食事から摂取したエネルギーを積極的に消費します。
体温が上昇して自然と代謝が上がります。
うまく交感神経に切り替われば、脂肪が効率的に燃えてくれます。
副交感神経とは
夜から朝にかけて働きます。
食事から摂取したエネルギーを体に吸収・蓄積しようと働きます。
特に夜間は、消化吸収力が日中の2〜3倍になります。
代謝や体温も徐々に低下していきます。
夜に食べると太る対策
残念ながら、交感神経と副交感神経を、意図的に切り替えることは出来ません。
交感神経と副交感神経に、生活を合わせていく必要があります。
夕食後は何も食べない
夜からは、徐々に副交感神経に切り替わっていきます。
夕食後には、何も食べない事が一番有効です。
お腹が空いた時は、水を飲んで紛らせましょう。
夕食を早めに摂る
夕食が夜間になってしまうと非常にマズイです。
早めの夕食を心がけましょう。
残業や用事で帰宅できない場合も、なるべく途中で夕食を摂りましょう。
夕食の糖質・脂質を控えめにする
脂肪になりやすい、糖質・脂質を控えめにしましょう。
タンパク質や食物繊維を中心とした夕食にすることで、脂肪の蓄積を最小限に抑えることができます。
まとめ
- 夜に食べると太る原因は、自律神経が副交感神経に切り替わっているから
- 副交感神経は、夜から朝にかけて働き、エネルギーを体に吸収・蓄積しようとする
- 夜に食べると太る対策は、「夕食後は何も食べない」「夕食を早めに摂る」「夕食の糖質・脂質を控えめにする」
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