「毎日筋トレ」の勘違い?毎日全身の筋肉を鍛えるわけではありません

スポンサーリンク

「毎日筋トレ」の勘違い?毎日全身の筋肉を鍛えるわけではありません

筋トレは毎日しても良い?

「毎日筋トレ」の勘違い

「毎日筋トレしても良い!」という言葉を見ることがあります。

この言葉を真に受けて、毎日筋トレをしている人は注意が必要です。

「毎日筋トレしても良い!」と言っても、「毎日全身の筋肉を鍛えても良い」と言う意味ではありません。

毎日、同じ箇所の筋肉を鍛えるのもNGです。

例えば、昨日に胸の筋肉を鍛えたなら、今日は胸の筋肉を鍛えるのはやめましょう。

「毎日筋トレしても良い!」とは、「昨日と別の筋肉なら今日は筋トレしても良い!」という意味です。

ポイント
  • 「毎日筋トレしても良い!」とは、「昨日と別の筋肉なら今日は筋トレしても良い!」という意味

同じ筋肉を毎日鍛えるとどうなる?

同じ筋肉を毎日鍛えていると、筋肉がうまく成長してくれなくなります。

筋肉は、破壊と修復を繰り返すことで大きく成長していきます。

筋肉を破壊するためには「筋トレ」が、筋肉を修復するためには「休息」が必要です。

同じ筋肉を毎日鍛えることは、筋肉の破壊をただ繰り返しているのと同じです。

筋肉の破壊だけを繰り返していると、筋肉が修復される「休息」の期間が無いため、筋肉がうまく成長してくれません。

最悪の場合、筋トレをするほどに筋肉が減っていくことになります。

ひたすらに毎日筋トレをするだけでは無く、筋肉が修復される「休息」期間をきっちりと持つことが、筋肉を大きく成長させるためには必要です。

ポイント
  • 筋肉は、破壊と修復を繰り返すことで大きく成長していく
  • 同じ筋肉を毎日鍛えることは、筋肉の破壊をただ繰り返しているのと同じ
  • 筋肉が修復される「休息」期間をきっちりと持つことが、筋肉を大きく成長させるためには必要

筋肉痛にならないから毎日筋トレしても良い?

筋肉痛になっていなければ、毎日筋トレしても良いという意見もあります。

しかし、私はその意見は間違っていると考えています。

筋肉痛と言えば、「腕」や「脚」を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか?

しかし、筋肉によっては、筋肉痛を感じにくい部位もあります。

例えば、「肩」や「背中」の筋肉は筋肉痛を感じにくいと言われています。

つまり、肩や背中の筋肉は筋トレで筋肉が破壊されていても、「筋肉痛にならない」ことがあります。

たとえ筋肉痛にならなくても、筋肉が破壊されていれば筋肉を修復するための「休息」は必要です。

筋肉痛を感じにくい部位は、筋肉が破壊されても必ず筋肉痛になるとは限りません。

筋肉痛が無いからと言って、毎日筋トレをしても良いという理由にはならないのです。

ポイント
  • 筋肉によっては、筋肉痛を感じにくい部位もある
  • たとえ筋肉痛にならなくても、筋肉が破壊されていれば筋肉を修復するための「休息」は必要

オススメの筋トレの頻度

筋肉が修復されるには、最大で48時間〜72時間かかります。

そして、小さな筋肉ほど短時間で修復されやすく、大きな筋肉ほど修復に長時間かかると言われています。

小さな筋肉
  • 前腕
  • 腕(上腕二頭筋、上腕三頭筋)
  • 肩(三角筋)
  • 腹筋
  • ふくらはぎ(ヒラメ筋)
大きな筋肉
  • 太もも(大腿四頭筋、ハムストリングス)
  • 胸(大胸筋)
  • 背中(広背筋、僧帽筋)

これらを踏まえると、私がオススメする筋トレの頻度は、「小さな筋肉は2日に1回」「大きな筋肉は3日に1回」です。

時間が無い人は、「3日に1回全身を鍛える」という方法が楽だと思います。

筋肉が修復期間を考慮して、筋トレの頻度を考えていくことが大切です。

ポイント
  • 筋肉が修復されるには、最大で48時間〜72時間
  • オススメする筋トレの頻度は、「小さな筋肉は2日に1回」で「大きな筋肉は3日に1回」

まとめ

  • 「毎日筋トレしても良い!」とは、「昨日と別の筋肉なら今日は筋トレしても良い!」という意味
  • 同じ筋肉を毎日鍛えることは、筋肉の破壊をただ繰り返しているのと同じ
  • 筋肉が修復される「休息」期間をきっちりと持つことが、筋肉を大きく成長させるためには必要
  • たとえ筋肉痛にならなくても、筋肉が破壊されていれば筋肉を修復するための「休息」は必要
  • オススメする筋トレの頻度は、「小さな筋肉は2日に1回」で「大きな筋肉は3日に1回」

コメント

タイトルとURLをコピーしました