食べないダイエットが失敗する理由は?どうしてダメなの?

食べないダイエットが失敗する理由は?

誰でも思いつくダイエットといえば「食べないダイエット」ではないでしょうか?

「摂取カロリーを極限まで抑えれば痩せる!」という単純な発想から生まれた、まさにやってはいけない駄目なダイエットの筆頭だと言えます。

しかし、なぜ食べないダイエットが失敗するのかを、きっちりと理解している人は少ないです。

食べないダイエットが失敗する理由をきっちりと理解することで、反対にどんなダイエットをすれば良いのかが見えてきます。

「食べないダイエットが失敗する理由」と「どんなダイエットをしていけば良いのか?」について考えていきましょう。

スポンサーリンク

食べないダイエットが失敗する理由

まずは、食べないダイエットが失敗する理由について考えていきます。

食べないダイエットが失敗する主な理由は次のようなものです。

食べないダイエットが失敗する主な理由
  • どんどん痩せにくくなる
  • 継続できない
  • スタイルが崩れる
  • リバウンドする

どんどん痩せにくくなる

食べないダイエットを続けていると、どんどん痩せにくくなってしまいます。

食べないことにより摂取カロリーを抑えることはできますが、同時に体にエネルギーが入ってこないことにより、脳や内臓の働きが悪くなってしまうからです。

脳や内臓の働きが悪くなれば、それだけ「基礎代謝」という何もしなくても消費されるカロリーが減少することになります。

つまり、摂取カロリーと消費カロリーの両方が減少することになり、ある意味でバランスがとられた状況となってしまうのです。

結果的に、「食べていないのに全然痩せない!」という最悪な状態になってしまうでしょう。

継続できない

当たり前ですが、食べないダイエットは長く続けることができません。

体に入ってくる栄養が少なくなるため、少しずつ体が弱っていくことになります。

また、空腹感によるストレスは大きく、常にイライラしてしまったり、些細なことで家族や友人とケンカしてしまうかもしれません。

体が弱っていきストレスも大きく溜まるため、短期間でやめてしまうことになります。

人によっては、心と体が不健康になっただけで、何も結果が得られないまま挫折してしまうこともあるでしょう。

スタイルが崩れる

食べないダイエットは、脂肪と一緒に筋肉が大きく減ってしまいます。

人間の体のメリハリをつくっているのは筋肉です。

筋肉が大きく減ってしまっては、メリハリの無い「のっぺり」としたスタイルになってしまい、多くの人が目指している、スラッとした引き締まった体になることはありません。

つまり、食べないダイエットをいくら続けたとしても、「不健康そうなガリガリの体」「のっぺりとした魅力のない体」になってしまうでしょう。

さらに最悪の場合は、脂肪よりも筋肉の方が減少することになり、手足は細いのに体に多くの脂肪がついているという状態になってしまうかもしれません。

リバウンドする

食べないダイエットで一時的に痩せることができたとしても、かなりの高確率でリバウンドしてしまうことになります。

なぜなら、食べないダイエットにより「基礎代謝」が大きく低下してしまっているからです。

基礎代謝が低下すれば、1日に消費されるカロリーが減少することになるため、ダイエット以前よりも太りやすい体になっています。

そんな状態で、以前の食生活に戻せばどうなるでしょうか?

当然ものすごいスピードでリバウンドすることになり、今までのダイエットの苦労が水の泡になってしまいます。

元に戻るぐらいで済めば良いですが、多くの場合は以前よりも太ってしまうことになるでしょう。

どんなダイエットをしていけば良いのか?

食べないダイエットが失敗する理由についてお話してきました。

では、どんなダイエットをしていけば良いのでしょうか?

正しいダイエットは、栄養のあるものをしっかりと食べて、減っていく筋肉を運動で補っていくというのが鉄則です。

私がオススメするダイエット方法を一部ご紹介します。

どんなダイエットをしていけば良いのか?
  • 食べるものを変える
  • 筋トレをする
  • 有酸素運動をする

食べるものを変える

食べないのでは無く、食べるものを変えるという方法が効果的です。

カロリーを減らすことも大切ですが、食べるものによって太りやすさは変わります。

食べるものを変える
  • 「糖質」を減らして「タンパク質」を増やす
  • 色々なものを食べる

「糖質」を減らして「タンパク質」を増やす

体に脂肪がつきやすいものを、なるべく食べないようにする方法が効果的です。

具体的には、パスタや菓子パンなどの「糖質」という栄養素が多く含まれている食べものは、体に脂肪をつけやすい食べものだと言えます。

この「糖質」を食べる機会を減らして、代わりに不足しがちで脂肪になりにくい、肉や魚などの「タンパク質」を食べていきましょう。

糖質を多く含む食べもの
  • 白米
  • パスタ
  • パン類
  • めん類
  • 芋類
タンパク質を多く含む食べもの
  • 肉類
  • 魚類
  • 大豆製品
  • 鶏卵
  • 乳製品

トータルのカロリーが同じでも、食べるものを変えることで、脂肪がつきにくくなります。

食べないダイエットよりも、無理なく健康的に痩せていくことができるでしょう。

色々なものを食べる

人間の体には、色々な栄養素が必要です。

具体的には、「ビタミン」「ミネラル」という必須の栄養素を積極的にとっていきましょう。

基本的に、ビタミンやミネラルは色々な食材に少しずつ含まれているので、たっぷりと栄養をとるためには、なるべく多くの食材を食べることが大切です。

単品での食事はなるべく避けて、小鉢や汁物、サラダを積極的にとり、常に体を十分な栄養で満たしておきましょう。

体を十分な栄養で満たしておくことで、脳や内臓が活発に働くことになり、結果的に基礎代謝が向上して消費カロリーを高めることができます。

筋トレをする

ダイエットに「筋トレ」を取り込むことで、減少していく筋肉を維持することができます。

筋肉を維持することができれば、ダイエットで減少していくのは脂肪のみという理想的な状態を作り出すことが可能です。

さらに、自分のスタイルを維持することができるので、ダイエット後も「不健康そうなガリガリの体」や「のっぺりとした魅力のない体」になることはありません。

それどころか、うまく筋トレを利用すれば、ダイエット前よりも引き締まった健康的な体になることも夢ではありません。

自宅で気軽にできる「自重トレーニング」から始めてみましょう。

有酸素運動をする

ダイエットのモチベーションを高めるためには、なるべく早く結果を出すことが大切です。

食事を変えるだけでも結果は出てきますが、有酸素運動を並行して行っていくことで、さらに早く結果を出すことができるでしょう。

有酸素運動は、体脂肪がメインエネルギーとして消費される運動なので、まさにダイエットには最適な運動だと言えます。

有酸素運動で私がオススメするのは「ウォーキング」です。

背筋を伸ばし腕を大きく振ることで、体脂肪は効率よく燃焼してくれます。

まとまった時間がとれない人は、日常生活での歩く距離を増やすことで補いましょう。

正しいダイエットで正しく痩せていこう

「食べないダイエットが失敗する理由」と「どんなダイエットをしていけば良いのか?」についてお話してきました。

間違ったダイエットでは、体を不健康にするだけで痩せることはできません。

反対に、正しいダイエットなら、ストレスが少なく体の調子もどんどん良くなり、無理なく健康的に痩せていくことができます。

本当に痩せたいなら、体を不健康にしない正しいダイエットで正しく痩せていきましょう。

まとめ

  • 食べないダイエットは、やってはいけない駄目なダイエットの筆頭
  • 食べないダイエットが失敗する理由は「どんどん痩せにくくなる」「継続できない」「スタイルが崩れる」「リバウンドする」などがある
  • オススメのダイエット方法として「食べるものを変える」「筋トレをする」「有酸素運動をする」などが効果的
  • 体を不健康にしない正しいダイエットで正しく痩せていく

コメント

タイトルとURLをコピーしました