最近太ってきた?痩せたいと思ったら見直すべき生活のポイント

最近太ってきた?痩せたいと思ったら見直すべき生活のポイント

「最近太ってきた!」と言うのは誰でも経験する悩みの1つです。

とはいえ、「太るような生活をした覚えが無い」「なぜ太ったのか分からない」など、太った原因が分からないという人も多いのではないでしょうか?

太った原因が分からないというのは、とても危険な状態だと言えます。

なぜなら、太った原因が分からなければ、ダイエットをして一時的に痩せることが出来たとしても、再びリバウンドしてしまう可能性が高いからです。

リバウンドしてしまえば、またダイエットのやり直しになってしまいます。

まずは、今の自分の生活を見直して「太った原因」を見つけることから始めませんか?

今の自分の生活を見直す中で「太った原因」さえ見つけることが出来れば、その生活を改善していくだけでも自然と痩せていけるようになるでしょう。

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「最近太ってきた」という人は今の生活を見直してみよう

早速ですが、今の自分の生活を見直していきましょう。

人が勝手に太ることは無いため、今の生活のどこかに「太った原因」が隠れているはずです。

とはいえ、何も無いところから自分の生活を見直すのは大変ですよね?

そんな人のために、私の方で「太りやすくなる生活」についてピックアップしてみましたので、自分に当てはまっているものが無いかを確認してみてください。

太りやすくなる生活
  • 睡眠不足
  • 糖質(炭水化物)ばかりを食べている
  • 早食いをしている
  • 同じものばかりを食べている
  • 便秘がち
  • 長時間座っている
  • 水をあまり飲まない

睡眠不足

睡眠

睡眠不足はダイエットの大敵です。

十分な睡眠時間がとれない状態が続くほど、人間の体は太りやすくなっていきます。

睡眠不足が太りやすくなる主な原因
  • 自律神経が乱れる
  • 代謝が悪くなる
  • 食欲ホルモン「グレリン」の分泌量が増加する
  • 食欲を抑えるホルモン「レプチン」の分泌量が減少する

まず、睡眠不足になることで自律神経が乱れてしまい、日中にカロリーが消費されない省エネな体になってしまうでしょう。

省エネと聞くと何となく良いイメージがありますが、ダイエットで言えば「太りやすく痩せにくい体になってしまう」ということを意味しているのです。

また、「食欲ホルモンの増加」や「食欲を抑えるホルモンの減少」などの影響により、自分の食欲をコントロールするのも難しくなります。

そんな状態にならないためにも、毎日7時間の睡眠時間を確保していきましょう。

また、同時に「質の良い睡眠」をとるための工夫をしていくことも大切です。

「質の良い睡眠」をとるための工夫
  • 朝日を浴びる
  • 夜に部屋を暗くする
  • 寝る前に食べない
  • 寝る前にスマホやパソコンを操作しない(ブルーライトを浴びない)
  • 全身浴をする
  • 気がかりや心配事をなるべく解決しておく

どれも簡単にできるものばかりなので、ぜひ自分の生活に取り込んでみてください。

糖質(炭水化物)ばかりを食べている

パンやうどん、パスタなどが好物の人は多いのではないでしょうか?

もちろん、美味しいので私も大好きなのですが、それらはどれも「糖質(炭水化物)が多く含まれている食べ物」になります。

糖質は、脳や筋肉のメインエネルギーとなる重要な栄養素なのですが、とりすぎると「体脂肪になりやすい」という特徴があるのです。

糖質

つまり、糖質を食べる機会が多いほど、体脂肪がついてしまうことになるでしょう。

糖質をとる機会が多くなっているなら、なるべくその機会を減らして、代わりに「体脂肪になりにくい」タンパク質をとる機会を増やしていくのが良い方法です。

糖質を多く含む食材
  • 白米
  • パスタ
  • パン類
  • めん類
  • 芋類
タンパク質を多く含む食材
  • 肉類
  • 魚類
  • 大豆製品
  • 鶏卵
  • 乳製品

同じカロリーの食事でも、結果的に「糖質」よりも「タンパク質」の方が太りにくいと言えます。

また、タンパク質を多く含む食材には、その他の栄養素が豊富に含まれていることが多いため、体の栄養をバランスが良くなるという効果も期待できるでしょう。

早食いをしている

仕事や私生活が忙しい人であれば、食事を5分〜10分程度の早食いで済ませてしまうことも多いのではないでしょうか?

しかし、早食いをすることで、体に多くの脂肪がつきやすくなってしまいます。

なぜなら、早食いをすることで血糖値が急騰することになり、結果的に脂肪細胞に蓄えられる体脂肪が増えてしまうからです。

早食いをすることで体に脂肪がつきやすくなる
  1. 早食いをする
  2. 血糖値が急騰する
  3. インスリンの分泌量が多くなる
  4. 脂肪細胞に蓄えられる体脂肪が増える

また、早食いをすることで噛む回数が減少するため、食べ物を細かく砕くことができません。

食べ物が細かくなっていなければ、それだけ消化をするのに負担がかかったり、うまく栄養を吸収できないなどのデメリットを受けることになります。

つまり、早食いをしているだけで「体脂肪がつきやすくなる」「胃腸に負担がかかる」「うまく栄養を吸収できない」という最悪の状態になるのです。

食事をするときは、ゆっくりと落ちける場所で、なるべく時間をかけて行うようにしましょう。

同じものばかりを食べている

「自分の好物」や「手軽に食べられるもの」ばかりを食べていませんか?

例えば、「唐揚げ」「ハンバーガー」「カレー」「牛丼」「インスタントラーメン」など、美味しくて手軽なものは、つい1週間に何度も食べてしまいがちです。

しかし、同じものばかりを食べているということは、その食べ物から得られる栄養しかとれていないことを意味しています。

からあげくん

人間が健康的に生きていくためには、様々な食べ物から色々な栄養素をとる必要があるのです。

毎回、同じものばかりを食べていては、限られた栄養素しか体に入ってこないため、脳や内臓の機能が低下してしまいます。

脳や内臓の機能が低下すれば、1日に消費されるカロリー(基礎代謝)の減少することになるため、同じ様な生活をしていたとしても「太りやすく痩せにくい体」になっていくでしょう。

なるべく色々なものを食べて、色々な栄養素をとるようにすることが大切です。

また、「サラダ」「小鉢」「汁物」などを追加するだけでも、栄養の偏りをある程度は防ぐことができます。

便秘がち

「便秘になると太りやすくなる」という話を聞いたことがありませんか?

実際にその通りで、便秘になることで体に脂肪がつきやすい状態になってしまいます。

具体的には、便秘になることで腸内の「悪玉菌」や「有害物質」が増えることになり、体内の栄養素がエネルギーに変わりにくくなるのです。

エネルギーに変わらなかった栄養素は、脂肪細胞に体脂肪として蓄積されることになります。

便秘になってから体脂肪が蓄積されるまでの流れ
  1. 便秘になる
  2. 便がエサとなり、腸内に「悪玉菌」や「有害物質」が増殖する
  3. 腸壁から有害物質が吸収され、血管に入って全身を巡る
  4. 有害物質を除去するために、肝臓に大きな負担がかかる
  5. 肝臓のエネルギー代謝機能が低下する
  6. 体に入ってきた栄養素がエネルギー変わりにくくなる
  7. エネルギーに変わらなかった栄養素は、体脂肪として蓄積される

さらに、便秘になることで疲れやすくなったり、肌荒れを起こしやすくなったりと、楽しく生活していくうえでも大きな障害となってしまうでしょう。

便秘がちになっている人は、なるべく便を体内に溜め込まないようにするべきです。

便秘を改善するためには、次のような方法が効果的だと言えます。

便秘を改善するための主な方法
  • 朝食をとる
  • 水を多く飲む
  • 食物繊維を多くとる

一番重要なことは、「朝食をとる」ことです。

睡眠中は腸の活動も停止しているため、起床後にきっちりと朝食をとることで腸が目覚めて、自然と排便を促してくれるようになります。

また、「水を多く飲む」というのも手軽なのでオススメです。

カロリーゼロの水を飲みすぎても太ることはありませんので、1日1.5リットルを目標にどんどん水を飲んでいきましょう。

長時間座っている

ソファー

人間の体は、長時間座っていると体がリラックスしてしまうことになり、自律神経が「副交感神経」に切り替わってしまいます。

自律神経が「副交感神経」に切り替わることで、体は「エネルギーを消費するモード」から「エネルギーを蓄積するモード」に移行してしまうのです。

当然ですが、1日の中でエネルギーを蓄積するモードの時間が長いほど、1日に消費されるカロリーが少なくなってしまうことになるでしょう。

つまり、座っている時間が長いほど、消費カロリーが少なくなって太りやすくなるのです。

長時間座っていることが多いなら、30分毎に「その場で立ち上がる」「こまめに席を立つ」「上半身だけでもストレッチをする」などの対策をしていきましょう。

定期的に体を動かすことで、自律神経を再びエネルギーを消費するモードである「交感神経」に戻すことができます。

水をあまり飲まない

毎日、十分な水を飲んでいるでしょうか?

もちろん、ジュースや缶コーヒーなどの「糖質」や「カロリー」がたっぷりと含まれているものでは無く、ミネラルウォーターなどの純粋な水である必要があります。

血液の80%は水です。

水をあまり飲まないような生活を続けていると、血液中の水分量が減ってドロドロ血液の原因になってしまうかもしれません。

ドロドロ血液では、血行が悪くなって消費されるカロリーも減少するでしょう。

反対に、たくさんの水を飲むことで、血液中の水分量が増えて血行が良くなります。

血行が良くなれば、脳や内臓はもちろん、体の隅々の細胞にまで「酸素」と「栄養素」を行き渡らせることができるのです。

結果的に、基礎代謝が高まって、1日に消費されるカロリーを増やすことができます。

「トイレが近くなるから」と水を敬遠するのでは無く、1日1.5リットルを目標にどんどん水を飲んでいきましょう。

むしろ、どんどん水を飲んでトイレが近くなった方が、常に体を新しい水で満たしておくことができるため、体にも良いと言えます。

痩せやすくなる「生活習慣」をプラスしていこう

最近太ってきた原因と、その改善方法についてお話してきました。

太った原因を改善するだけでも大きなダイエット効果が期待できますが、どうせなら積極的に痩せやすくなる「生活習慣」をプラスしていきましょう。

痩せやすくなるオススメの生活習慣
  • 朝日を浴びる
  • 朝食をしっかりと食べる
  • 冷たい食べ物や飲み物をとらない
  • なるべく歩く
  • 間食で栄養不足を補う
  • 寝る前にスマホやパソコン画面を見ない
  • 湯船に浸かる

朝日を浴びる

毎日、朝日を浴びることで、日中に「セロトニン」というホルモンが分泌されます。

セロトニンは、別名「幸せホルモン」と呼ばれており、分泌されることで「幸福感のアップ」や「ストレスの解消」などの効果があります。

また、就寝前に眠気を誘うホルモンの「メラトニン」の材料となるため、日中にセロトニンを分泌させておくことで、質の良い睡眠をとることができるでしょう。

つまり、朝日を浴びておくことで、質の良い睡眠をとることができるのです。

朝日

朝日を浴びると言っても、朝に外出したりベランダに出て直接日光を浴びる必要はありません。

部屋のカーテンを開けて、朝日を部屋の中に取り込んでおくだけでも十分に効果があります。

毎日、質の良い睡眠をとることで、自律神経が整って日中にカロリーが消費されやすい「痩せやすい体」をつくることができるのです。

朝食をしっかりと食べる

食べなければ太らないと考えている人は多いです。

実際には、食べなければ体が省エネモードになって消費カロリーが低下することになり、さらに次の食事から栄養をたっぷりと吸収しようとするため、結果的に太りやすくなります。

特に、朝食を抜くのは良くありません。

朝食は、自律神経を「副交感神経」から「交感神経」に切り替えるためのスイッチです。

朝食を抜いてしまうと、副交感神経(体が省エネモード)のまま午前中を過ごすことになるため、午前中の消費カロリーがぐんと低下してしまいます。

さらに、昼食から多くの栄養を吸収して体脂肪が蓄えられやすくなるでしょう。

朝食をしっかり食べることで得られる主なメリット
  • 体内時計がリセットされる
  • 午前中の基礎代謝が高まる
  • 集中力が高まる
  • 筋肉の減少を抑えることができる
  • 昼食で体脂肪がつきにくくなる

朝はとても忙しいと思いますが、何とか朝食をとる時間ぐらいはつくるべきです。

どうしても時間がとれなかった時のために、「バナナ」や「菓子パン」、「ヨーグルト」などを用意しておくのも良いかもしれません。

とにかく、何でも良いので朝食はしっかりと摂ることで、体が省エネモードのまま午前中を生活することは無くなります。

まずは、朝食を食べるという生活習慣を身に着けましょう。

冷たい食べ物や飲み物をとらない

夏や暑い日に食べる「冷たい食べ物」や「冷たい飲み物」は最高ですよね?

最近では、季節に関係なく暖かい部屋の中で、アイスクリームを食べたり、冷たいジュースを飲む人も多いかもしれません。

しかし、冷たい物をとりすぎは、ダイエットをするうえで大きなマイナスになります。

冷たい物のとりすぎはダイエットの大きなマイナスになる
  • 消化や栄養の吸収が悪くなる
  • 基礎代謝が低下する
  • DIT(食事誘発性熱産生)が低下する

冷たい物をとりすぎることで、胃腸が冷えて消化や栄養の吸収が悪くなってしまうのです。

最悪の場合は、消化不良で下痢を起こしてしまうでしょう。

また、内臓が冷えることで基礎代謝が低下することにも繋がり、また、DIT(食事誘発性熱産生)という食事という行為自体で消費されるエネルギーも低下するのです。

反対に、温かい物を食べることで、まったく逆のことが起こります。

温かい物をとることでダイエットに大きなプラスになる
  • 消化や栄養の吸収が良くなる
  • 基礎代謝が向上する
  • DIT(食事誘発性熱産生)が高まる

つまり、普段の生活の中で「冷たい物」を減らして、代わりに「温かい物」をとるようにすることで、痩せやすい体をつくることが出来るのです。

どうしても冷たい物を食べたいときは、温かい飲み物やスープと一緒に食べるなどの工夫をして、なるべく胃腸を冷やさないように注意していきましょう。

なるべく歩く

歩く

日常生活の中で、ほとんどの人は歩いていると思います。

しかし、十分に歩いているかと問われると、自信が無い人も多いのではないでしょうか?

歩くという行為は、手軽さの割にメリットが多く、さらに老若男女問わず誰でもできる運動です。

歩くことで得られるメリット
  • 消費カロリーが増える
  • 筋肉量を維持できる
  • 骨を強くする
  • 血行が良くなる
  • ストレスが解消される

痩せやすい体になるためには、メリットの多い「歩く」という運動を利用しない手はありません。

「駅までの道」「スーパーまでの道」「コンビニまでの道」など、なるべく車や自転車を使わずに自分の脚を使って歩きましょう。

目安としては、1日に8,000歩あるくことが推奨されています。

スマホの歩数を計測してくれるアプリなどを利用することで、毎日楽しみながら歩くことができるのでオススメです。

間食で栄養不足を補う

栄養価の高い物と置き換える

余計な脂肪をつけないためには、間食は控えた方が良いでしょう。

しかし、人によっては間食をいきなりやめるのは難しく、無理にやめてしまうことでストレスが溜まり「ドカ食い」の原因にもなりかねません。

そんな人は、まずは間食を「栄養価の高い食べ物」に置き換えるのがオススメです。

間食は「栄養価の高い物」に置き換えよう
  • アーモンド
  • クルミ
  • バナナ
  • プルーン
  • 野菜チップス
  • ヨーグルト
  • おからクッキー
  • カカオ70%以上のチョコレート

市販の洋菓子には、そのほとんどが「糖質」のみと栄養価が低くカロリーは高いという悪い特徴があります。

そこで、市販の洋菓子の代わりに、ナッツ類やフルーツ、カカオ70%以上のチョコレートなどの栄養価の高い物を食べていきましょう。

栄養価の高い物を食べることで、不足している栄養素を補完することができ、また、間食を食べたという満足感を得ることができます。

寝る前にスマホやパソコン画面を見ない

スマホやパソコンからは、ブルーライトという強力な光が出ています。

寝る直前にブルーライトを見ることで、寝付きが悪くなったり、睡眠中に目が覚めてしまう事が多くなってしまうかもしれません。

睡眠の質が悪くなり自律神経が乱れることで、結果的に消費カロリーが低下します。

寝る30分前には、スマホやパソコンから遠ざかって、脳や体をリラックスさせることに専念していきましょう。

部屋を少し暗くして、落ち着ける環境をつくるのも良い方法です。

湯船に浸かる

入浴をシャワーで済ませているなら、ダイエットにとって良くありません。

5分程度で十分に効果があるので、季節や気温に関係なく、なるべく毎日全身浴をしましょう。

肩までゆっくりと湯船に浸かることで、全身の血行が良くなり体の老廃物や疲労物質などの毒素を体外に流すことができます。

また、リラックス効果により睡眠の質が上がって自律神経を整えることも可能です。

自律神経が整えば、基礎代謝が高まってダイエットの効果がぐんと上がるでしょう。

まとめ

  • 太った原因が分からなければ、ダイエットをして一時的に痩せることが出来たとしても、再びリバウンドしてしまう可能性が高い
  • ダイエットをする前に、今の自分の生活を見直して「太った原因」を見つけることから始めるべき
  • 人が勝手に太ることは無いため、今の生活のどこかに「太った原因」が隠れているはず
  • 太りやすくなる生活には「睡眠不足」「糖質(炭水化物)ばかりを食べている」「早食いをしている」「同じものばかりを食べている」「便秘がち」「長時間座っている」「水をあまり飲まない」などがある
  • 痩せやすくなるオススメの生活習慣は「朝日を浴びる」「朝食をしっかりと食べる」「冷たい食べ物や飲み物をとらない」「なるべく歩く」「間食で栄養不足を補う」「寝る前にスマホやパソコン画面を見ない」「湯船に浸かる」などがある

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