長時間の筋トレは意味がない!逆に筋肉量が減少してしまう効果がある
長時間の筋トレは意味がない
筋トレにどれくらいの時間をかけていますか?
複数の筋肉を、複数な種目でじっくりと納得するまで鍛えている人は多いです。
あれこれと筋トレを頑張っているうちに、あっという間に時間が経ってしまいます。
しかし、筋トレに1時間以上をかけているなら注意が必要です。
筋トレに1時間以上かけると、筋トレの意味がなくなってしまいます。
最悪の場合、筋肉量が減少してしまう可能性すらあります。
今回は、長時間の筋トレに意味がない理由を考えていきましょう。
長時間の筋トレは意味がない理由
エネルギーが不足して筋肉が分解される
筋トレに限らず、体を動かすためにはエネルギーが必要です。
人間が使うエネルギーとは「糖」です。
体に入った糖は「グリコーゲン」になり、血液中や筋肉、肝臓などに貯蔵されます。
筋トレをした場合、血液中と筋肉のグリコーゲンをエネルギーとして使用します。
長時間に渡って筋トレをした場合、血液中と筋肉のグリコーゲンが少なくなります。
血液中と筋肉のグリコーゲンが少なくなと、人間の体は「筋肉」や「脂肪」を分解してエネルギーを作り出します。
つまり、長時間の筋トレは「筋肉」が分解される可能性が高くなります。
筋トレを頑張るほど、筋肉が分解されていくという最悪の状況になってしまいます。
運動強度が低く遅筋が鍛えられる
長時間も筋トレができるということは、筋トレの強度が低すぎる可能性が高いです。
そもそも、筋トレは運動強度が高いトレーニングです。
休憩を挟んでいるとはいえ、1時間以上の続けるは難しいはずです。
重量や負荷が軽すぎないかを一度確認してみましょう。
また、軽すぎる重量で長時間の筋トレをしていた場合は「速筋」ではなく「遅筋」が鍛えられていることが多いです。
遅筋は、鍛えても大きくなりにくい筋肉です。
いくら頑張って筋トレをしても、軽すぎる重量だと遅筋がターゲットになります。
筋肉を大きく成長させるためには、「速筋」を鍛える必要があります。
適切な重量や負荷を選び、速筋をターゲットに筋トレをしていきましょう。
筋肉を分解するコルチゾールが増える
長時間の筋トレをすると、コルチゾールというホルモンの分泌量が増加します。
コルチゾールが分泌されると、筋肉の分解が促進されてしまいます。
筋肉の分解を極力抑えるためには、コルチゾールが分泌される前に筋トレを終えておく必要があります。
つまり、短時間で筋トレを終える必要があります。
また、コルチゾールは、別名「ストレスホルモン」と言われています。
その名のとおり、日常生活の中でストレスを受けることでもコルチゾールの分泌量は増えてしまいます。
多くのストレスを受ける生活をしていると、筋肉の成長も鈍くなってしまうでしょう。
ストレスの元から遠ざかるか、ストレスの元となっている問題を解決するべきです。
筋トレは短時間で終えよう!
筋トレをする最適な時間は30分〜1時間です。
長時間の筋トレは、頑張った筋トレの効果を台無しにする可能性があります。
筋肉を効率良く成長させるためには、短時間で筋トレを終えていく必要があります。
できるだけ鍛える筋肉や種目を絞っていきましょう。
また、一度に全身の筋肉を鍛えているなら「分割法」にすることを検討しましょう。
分割法にすれば、特定の部位だけを短時間で鍛えることができます。
まとめ
- 筋トレに1時間以上かけると、筋トレの意味がなくなってしまう。最悪の場合、筋肉量が減少してしまう可能性すらある
- 長時間の筋トレは、筋肉が分解される可能性が高くなる
- 軽すぎる重量で長時間の筋トレをすると「遅筋」が鍛えられる
- 長時間の筋トレをすると、筋肉の分解を促進するコルチゾールの分泌量が増加する
- 筋トレをする最適な時間は30分〜1時間
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