ダイエットで体脂肪が減らないときに見直すべきポイント

ダイエットで体脂肪が減らないときに見直すべきポイント

頑張って色々なダイエットに挑戦していても、なかなか体脂肪が減らないという人も多いのではないでしょうか?

ダイエット方法が悪いのか、自分のやり方が悪いのか、原因が分からなければ対応することもできません。

そんなときは、一度立ち止まり、自分のコンディションを確認してみるのが良い方法です。

間違ったダイエットや極端なダイエットを続けていると、いつの間にか体の調子が悪くなっていることもあります。

体の調子が悪くなっていれば、基礎代謝が落ちてしまい、ダイエットの効果も半減するでしょう。

体脂肪が減らないときに、見直すべきポイントについて考えていきます。

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体脂肪が減らないときに見直すべきポイント

体脂肪がうまく減らないときは、主に自分の体の調子が悪くなっていることがあります。

普段の生活を振り返って悪い部分を改善し、本来の体の調子を取り戻していくべきです。

反対に、自分の体の調子を悪くするようなダイエットは「間違ったダイエット方法」なので続けていくべきではありません。

体脂肪が減らないときに見直すべきポイント
  • 便秘になっていないか?
  • 十分に栄養をとっているか?
  • 十分に睡眠をとっているか?
  • 筋肉量が減っていないか?
  • ストレスが溜まっていないか?

便秘になっていないか?

毎日、きちんと排便できていますか?

便秘の状態が続けば、健康はもちろん、ダイエットにも悪影響が出てしまいます。

体内に便が溜まった状態が長く続けば、腸内の悪玉菌が増殖する原因になりかねません。

悪玉菌が増えることで、食べ物の栄養の吸収が邪魔をされたり、栄養素がうまく各細胞に行き渡らなくなったり、体内に毒素が溜まったりと多くの悪影響を受けることになります。

便秘薬を使うのも良いですが、できるだけ「食物繊維」をとることで便秘を解消しましょう。

食物繊維が多く含まれている食材
  • 野菜類
  • きのこ類
  • 豆類
  • 海藻類
  • 果物類

厚生労働省策定の「日本人の食事摂取基準(2015年版)」によれば、1日あたりの食物繊維の摂取目標量は、18〜69歳の男性で20g以上、女性で18g以上とされています。

毎日の食事から食物繊維を多くとり、積極的に便秘を解消していきましょう。

十分に栄養をとっているか?

ダイエットを始めると、自然と食べる量が減ってしまうため、栄養不足になることが多いです。

栄養不足になると、脳や内臓の機能が低下して、ダイエットの最大の味方である「基礎代謝」が低下してしまいます。

基礎代謝が低下すれば、1日に消費されるカロリーが減少してしまうため、結果的に体脂肪が減らないという状況になってしまうでしょう。

特に、不足するのは必須栄養素である「ビタミン」「ミネラル」です。

ビタミンやミネラルは、色々な食材に少しずつ含まれているため、ダイエットで食事の品数が減ってしまうことで不足しがちになります。

もちろん食べすぎには注意が必要ですが、色々な食材を積極的に食べていき、十分にビタミンとミネラルをとっていきましょう。

十分に睡眠をとっているか?

特に関係がないと思われがちですが、睡眠とダイエットには大きな関係があるのです。

アメリカのコロンビア大学でも統計調査(1万8千人が対象)によると、睡眠時間が短ければ短いほど肥満になる可能性が高いということが分かっています。

睡眠時間が7時間の人に比べて、睡眠時間が4時間の人の方が、肥満率が1.7倍も増加していました。

また、睡眠時間が短い人ほど、胃から分泌される「グレリン」という食欲ホルモンの分泌量が約15%〜30%ほど増えることも分かっています。

さらに、睡眠時間が短い人ほど、脂肪細胞から分泌される「レプチン」という代謝アップや食欲を抑えるホルモンの分泌量が減ってしまうのです。

つまり、睡眠時間が短ければ、それだけ体は食欲を増加させて脂肪燃焼を抑える状態になります。

睡眠時間より大切な時間はありません。

なるべく生活での無駄を無くして、十分な睡眠時間を確保していきましょう。

筋肉量が減っていないか?

ダイエットをしていても、脂肪細胞だけを狙い撃ちで落とすことはできません。

脂肪細胞と一緒に、必ず一定量の筋肉も落ちていくことになるのです。

ダイエットの強い味方である基礎代謝の約2割は、筋肉量で決まると言われています。

筋肉量が減れば、それだけ基礎代謝が低下して、ダイエットの効果が下がってしまうでしょう。

基礎代謝を減らさずに体脂肪を減らし続けるためには、ダイエットで落ちてしまう筋肉量をできるだけ維持していく必要があります。

筋肉量を維持するためには、「筋トレ」をすることが最適です。

筋トレをして筋肉量を維持することができれば、基礎代謝を低下させることなくダイエットを続けていくことができます。

ダイエット中は、筋肉量を減らさずに基礎代謝を低下させないことが大切です。

ストレスが溜まっていないか?

日々の生活でストレスを溜めすぎていませんか?

適度なストレスは、生きていくうえで良い刺激になると言われています。

しかし、大きなストレスを抱え過ぎれば、ダイエットにも大きなマイナスになるでしょう。

具体的には、大きなストレスを抱え過ぎることで、交感神経が優位になりすぎてしまい、自律神経が乱れる原因になってしまいます。

自律神経が乱れることで、「日中にエネルギーを消費してくれない」や「寝つきが悪くなり睡眠の質が下がってしまう」などの影響を受けてしまうのです。

ストレスを抱え過ぎず、運動をしてストレスをうまく解消していきましょう。

人間を含めて、動物は体を動かすことでストレスを解消することができます。

「筋トレ」「ウォーキング」を積極的に行って、日々のストレスを解消してくことが大切です。

「自分に合わないダイエット」だと見限るのも1つの方法

特に何も問題が無いのに体脂肪が減らない場合は、そのダイエット方法が自分の体に合っていない可能性があります。

ダイエットの効果は人によって異なるので、他人が大きな効果を出していたとしても、自分にも同じような効果が出るとは限らないのです。

自分の体に効果が薄いダイエット方法を見限って、自分の体や性格、生活スタイルに合ったダイエット方法に変えてみるのも1つの方法です。

1ヶ月程度様子を見て効果がないようなら、別のダイエット方法に切り替えてみましょう。

まとめ

  • 頑張って色々なダイエットに挑戦していても、なかなか体脂肪が減らないという人も多い
  • 体脂肪がうまく減らないときは、主に自分の体の調子が悪くなっていることがある
  • 体脂肪が減らないときに見直すべきポイントは、「便秘になっていないか?」「十分に栄養をとっているか?」「十分に睡眠をとっているか?」「筋肉量が減っていないか?」「ストレスが溜まっていないか?」などがある
  • 自分の体に効果が薄いダイエット方法を見限って、自分の体や性格、生活スタイルに合ったダイエット方法に変えてみるのも1つの方法

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