筋トレをすると、体が硬くなると聞いたことはありませんか?
確かに、筋肉がモリモリ付いていると、体を動かすのに筋肉が邪魔をしそうです。
だからと言って、本当に筋トレをすると体が硬くなってしまうのでしょうか?
筋トレで体が硬くなるって本当?筋肉をほぐした方が良い?
筋肉がつくと体が硬くなる?
結論から言えば、筋トレで筋肉が増えても、体は硬くなりません。
反対に、筋トレをすることで体が柔らかくなると言われています(実際に、私も少しだけ体が柔らかくなりました。)。
体の柔軟性は、関節の柔らかさと筋肉の伸縮性で決まります。
筋トレの動作を思い出してみてください。
例えば、スクワットだと腰や膝、足首などの関節を使ってトレーニングします。
日常生活だと、スクワットのような動きはしないでしょう。
多くの関節を使って、日常生活では行わない動作を繰り返すため、関節が柔らかくなります。
また、筋肉についても同様です。
筋トレの基本は、筋肉を最大限にストレッチされた(開いた)状態から収縮させることです。
この動作を繰り返すことで、筋肉の伸縮性はアップします。
正しく筋トレをしてれば、体は硬くなるどころか柔らかくなります。
筋トレに体の柔らかさは不要?
筋トレで体が硬くなることはありませんが、体が柔らかい方が筋トレには有利です。
体が柔らかければ、大きく筋肉をストレッチさせることが出来ます。
大きくストレッチされた状態から、筋肉を収縮させることができるので、単純に筋トレの効果をアップさせることができます。
また、私のような中年の場合は、加齢と共に体が硬くなってきます。
体の柔軟性を維持するためにも、普段から筋肉をほぐしておく必要があります。
筋肉をほぐすメリット
- 筋トレを正しいフォーム行える
- 可動域が広がり、筋トレの効果がアップする
- 血行が良くなり、基礎代謝がアップする
基本的に、体が柔らかい方が筋トレの効果を上げることが出来ます。
ある程度の柔軟性が無ければ、正しいフォームで筋トレを行えない場合もあるので、体の硬い人は普段から筋肉をほぐしておく事をオススメします。
また、基礎代謝のアップするので、ダイエット効果も期待できます。
ただし、筋トレ直前の柔軟体操は、筋力を低下させてしまうそうです。
高重量でトレーニングする場合は、直前での柔軟体操は避けたほうが良さそうです。
筋肉のほぐし方
筋肉をほぐすには、ストレッチが最適です。
1日に1回は、ストレッチを行う習慣をつけておきましょう。
注意点としては、頑張りすぎないことです。
怪我をしない程度の「痛気持ちいい」ぐらいが丁度いいストレッチになります。
参考になる動画がありますので、ご紹介します。
すべて、立ったままで行えるストレッチなので、気軽に出来てありがたいですね。
まとめ
- 筋トレをしても、体は硬くならず、反対に柔らかくなる
- 体の柔軟性があると、筋トレの効果がアップする
- 筋トレを、正しいフォームや広い可動域で行うために、体の柔軟性が必要
- 筋肉をほぐすためには、ストレッチが最適
- ストレッチは無理をせず「痛気持ちいい」程度が最適
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