筋トレをしていても筋肉痛にならないことがあります。
筋繊維は傷ついてからの修復を繰り返すことで太く大きくなっていくと言われています。
筋肉痛が起こらないということは、筋繊維を傷つけることが出来ていないのでしょうか?
今回は筋トレをしても筋肉痛にならない場合のお話です。
筋トレしても筋肉痛にならないけど良いの?
結論から言えば、筋肉痛にならなくても問題ありません。
筋肉痛と筋肉の成長にはあまり関係が無いと言われています。
筋肉痛にならなくても、筋肉が大きくなり重い重量が扱えるようになっているのであれば筋肉が成長していると言えます。
反対に筋肉痛になっているが筋肉が成長していない場合はトレーニングや生活を見直したほうが良いでしょう。
筋肉痛にならない原因や理由
筋肉痛にならない原因や理由には次のようなものがあります。
そもそも筋肉痛は起こっている
気付かないだけで、筋肉痛は起こっている場合があります。
激しい痛みではありませんが、部位にダルさや重みを感じているなら筋肉痛は起こっているといっても良いでしょう。
筋肉の修復がしっかり行われている
栄養やタンパク質、休息や睡眠も十分な場合は筋肉の修復がしっかりと行われている場合が多いです。
この状態のときは筋肉痛は感じにくいと言われています。
痛みは感じないが筋肉の修復がしっかりと行われている理想的な状態ですね。
同じメニューばかり続けている
筋肉は同じ刺激に慣れてくるという特徴があります。
毎回同じメニューを繰り返しているなら、あまり筋肉痛は感じないかもしれません。
毎回同じメニューというのは悪いことではありませんが、筋肉が成長していない場合は別メニューに変えてみるなどの対策が必要になります。
筋肉痛になりにくい筋トレメニューもある
そもそも筋肉痛になりにくいメニューや部位もあります。
筋肉の収縮がメインで、ネガティブ・ストレッチ動作をメインにしていないメニューがそれに該当します。
筋肉痛になりにくい部位もあるようです。
ちなみに私の場合は三角筋が筋肉痛になりにくいです。ダルさや重みは感じています。
筋肉が成長していない場合の原因と対策
筋肉が成長していない場合はトレーニングや生活を見直したほうが良いかもしれません。
次のどれかに当てはまっているのであれば、何か対策しましょう。
回数やセット数が少ない
回数やセット数が少ないと目的の部位を追い込みきれていない場合が多いです。
回数は10回程度、セット数は3〜5回程度を目安になります。
目的の部位に負荷を掛けられているかも重要です。回数やセット数をこなしても体全体を使って上げていては意味がありません。
目的の部位だけを追い込めるよう正しいフォームでトレーニングしましょう。
重量が軽すぎる
軽い重量で回数やセット数をこなしても速筋を鍛えることが難しいです。
10回程度をギリギリ行える重量でトレーニングしてみましょう。
いつの間にか筋力がついて思い重量を扱えるようになっていたりもするので、1ヶ月に1回ぐらいは1つ上の重量を試してみるのも良い方法だと思います。
栄養やタンパク質が不足している
筋トレは頑張っているが、コンビニ弁当だったりタンパク質が不足していたりしていませんか?
筋肉の修復には栄養とタンパク質が必要です。
時間が無い場合は栄養はサプリメントで、タンパク質はプロテインで補いましょう。
睡眠不足
睡眠不足だと筋肉も付きづらいです。
筋トレの頻度を減らして睡眠不足の原因となる物事を解決した方が良いかもしれません。
体調が悪い時にトレーニングしている
早く筋肉をつけたくて体調が悪い時に筋トレしていませんか?
体のエネルギーや栄養がうまく行き渡らなくなるため、体調も良くならないし筋肉もつかないという最悪の結果になってしまいます。
筋トレは休んで体調を良くすることに専念しましょう。
まとめ
筋肉の成長と筋肉痛にはあまり関係性が無いので気にしなくても大丈夫です。
ただ、筋肉が成長しないことには何か原因があるので正しい対策を行っていきましょう。
コメント