「筋トレをすれば人生が変わる！」という話を良く聞きますが、それは本当なんでしょうか？
私は、筋トレ歴4年になるアラフォーの男性です。
筋トレを始めたのは、別に人生を変えたかった訳では無く、「太ってきたので痩せたかった」というごくありふれた理由からでした。
ダイエットはもう終わっており、現在は趣味として筋トレを続けている状況です。
そんな私が「本当に筋トレで人生が変わるの？」という疑問について、自分の経験を踏まえて、筋トレによって具体的に何が変わったのかをご紹介していきます。
筋トレによって具体的に何が変わったのか？
早速ですが、筋トレによって具体的に何が変わったのかについて考えていきます。
私の場合は、主に次のような変化が起こりました。
自己肯定感が高まった
筋トレを始めてから、自己肯定感が高まって自分に自信がつきました。
自己肯定感が高まったのは、筋肉がついたからという単純な理由では無く、筋トレを通じて成功体験を繰り返すことができたからです。
「筋トレで成功体験？」と不思議に思われる人も居るかもしれません。
しかし、筋トレを続けることで、誰でも簡単に成功体験を繰り返すことができます。
簡単に言えば、成功体験とは「努力」と「良い結果」がセットになった体験です。
この成功体験を筋トレに落とし込むなら、「筋トレをする（努力）」と「筋肉が成長する（良い結果）」がセットと言うことになるでしょう。
栄養をしっかりとって正しく筋トレを続けてさえいれば、成長速度の差こそあれ、誰でも筋肉は少しずつ成長していきます。
つまり、筋トレという努力と筋肉が成長するという良い結果が、成功体験となり自己肯定感を高めてくれるのです。
世の中には努力をしても報われないことが数多くありますが、筋トレだけは数少ない必ず努力が報われることの1つだと言えるでしょう。
食事や栄養の知識が身についた
筋トレを続けていると、自分の筋肉の成長を少しでも早めたくなります。
筋肉を効率的に成長させるためには、筋トレ自体の知識はもちろんですが、食事や栄養の知識も必要不可欠です。
筋トレで行われるのは「筋肉の破壊」であるため、「筋肉を修復」させるための食事や栄養の知識の方が大切だと言えるかもしれません。
小学校の家庭科レベルの知識しか持ち合わせていない私ですら、筋肉を成長させたいがあまり、必死で食事や栄養のことを学びました。
結果的に、人並み以上に食事や栄養の知識を身につけることができたのです。
また、食事や栄養の知識を身につけることができれば、今後の人生を健康的に生きていくためにも大いに役立ってくれることになるでしょう。
メリハリのある体になった
筋トレをする前の私の体は、メリハリの無いのっぺりとした体でした。
正しく筋トレを続けていると筋肉が肥大化してくるため、少しずつメリハリがついた立体的な体になってくるのです。
肩幅は広くなり、胸や背中の筋肉は厚みを増し、ウエストは細くなってクビレができます。
一言でいえば、人間らしいメリハリのある魅力的な体になっていくのです。
メリハリのある体になってくると、モデルのようにとは言い過ぎかもしれませんが、不思議と色々な服が似合うようになります。
筋肉がついたメリハリのある体が、1つのファッションとして機能していると言えるでしょう。
また、メリハリのある体を魅力的に感じる女性も居るため、恥ずかしながら筋トレを始める前よりモテるようになりました。
体が疲れにくくなった
筋トレでつけた筋肉は、「所詮は見せかけの筋肉だ！」などと小馬鹿されることがありますが、まったくそんなことはありません。
筋肉が大きくなった分だけ、比例して筋力もアップしています。
そして、筋力がアップしたおかげで、体が軽く疲れにくくなりました。
実際に、筋トレ前は帰宅すると何もする気が起きないほど疲れ果てていましたが、筋トレを始めてからは「今日は何をしようかな？」と思えるほどに体力がアップしたのです。
もちろん物理的な時間は何も増えていませんが、帰宅してからも何かをする元気があるため、筋トレ前よりも1日という時間を楽しめるようになりました。
肩こりが治った
私はデスクワークが多く、毎日ひどい肩こりに悩んでいました。
首を回したり肩の筋肉を押したりと、色々と試しましたが一向に良くならず、いよいよ「整体かマッサージに通うしか無いな」と考えていたほどです。
ところが、筋トレをするようになってからは、肩こりで悩むことが嘘のように無くなりました。
私の肩こりの原因は、「筋力不足」と「血行不足」だったようで、筋トレをすることでその両方が解決してしまったのでしょう。
具体的には、「僧帽筋（首後ろ側の根本の筋肉）」と「三角筋（肩の筋肉）」を鍛えることで、肩周りの筋力がアップして血行が良くなった結果、肩こりが嘘のように治ってしまいました。
同じように肩こりで悩んでいる人には、ぜひ肩周りの筋肉を鍛えてみて欲しいです。
ストレスが溜まらなくなった
筋トレをすることで、体からメンタルヘルスを高めるホルモンが分泌されます。
具体的には「テストステロン」「セロトニン」「ドーパミン」「β-エンドルフィン」「ノルアドレナリン」などのやる気や幸福感を高めるホルモンが分泌されるのです。
- テストステロン（筋肉量のアップと維持・闘争心の向上）
- セロトニン（感情が安定する・集中力の向上）
- ドーパミン（やる気の向上・多幸感を得る）
- β-エンドルフィン（気分の高揚・鎮痛効果）
- ノルアドレナリン（血圧、心拍数の安定・基礎代謝の増加）
これらのホルモンの働きにより、筋トレをすると「前向きな思考になりストレスが解消される」という効果があるのです。
実際に、私もストレスが溜まらなくなったと感じています。
日常生活で受けるストレス自体を無くすことはできませんが、少なくとも筋トレを続けていくことでストレスが大きく溜まることを防ぐことは可能です。
ストレスが溜まらなくなることで、イライラによるトラブルもほとんど無くなりました。
筋トレで「人生が良い方向に進み始める」のは間違いない
私が筋トレを続けることで起こった変化についてお話してきました。
私の場合は、筋トレをすることで人生がガラッと変わるほどのことは起こっていません。
しかし、自己肯定感が高まったり、疲れにくい体やストレスが溜まらなくなるなど、これからの人生を送っていくうえで、大きなメリットを得ることができました。
「筋トレをすれば人生が変わる！」というのは少し大げさだと思いますが、「筋トレをすれば人生が良い方向に進み始める」というのは間違いないでしょう。
少しでも人生を良い方向に進めたいという人は、すぐにでも筋トレを始めることをオススメします。
まずは、自宅で手軽にできる「自重トレーニング」から始めてみませんか？
まとめ
- 「筋トレをすれば人生が変わる！」という話を良く聞が、本当なのか？
- 私の場合は、筋トレをすることで「自己肯定感が高まった」「食事や栄養の知識が身についた」「メリハリのある体になった」「体が疲れにくくなった」「肩こりが治った」「ストレスが溜まらなくなった」などの変化が起こった
- 「筋トレをすれば人生が変わる！」というのは少し大げさだが、「筋トレをすれば人生が良い方向に進み始める」というのは間違いない
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