プロテインばかり飲んでない?タンパク質は食事からも摂ろう

タンパク質は食事からもとろう

プロテインは、手軽に「タンパク質」を摂ることができる便利な食品です。

筋トレやダイエットため、にプロテインを利用している人は多いのではないでしょうか?

しかし、タンパク質の摂取をプロテインにばかり頼りすぎてはいけません。

プロテインにばかり頼りすぎていては、やがて筋トレをしても筋肉が大きくならず、ダイエットでうまく脂肪を落とすことも難しくなるでしょう。

筋トレやダイエットで効率よく結果を出していくためには、プロテインからだけでなく、食事からもタンパク質をしっかりと摂っていくことが大切です。

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プロテインには「タンパク質」以外の栄養素が含まれていない

特別なコンセプトの商品でも無い限りは、プロテインは極限まで低カロリーで多くのタンパク質を摂取することを目的として作られています。

そのため、悪く言えば、プロテインにはタンパク質以外の栄養素がほとんど含まれていません

つまり、プロテインばかりを飲んでいると、タンパク質以外の栄養素を摂取する機会が減少します。

体の栄養バランスが偏ったり崩れたりすることで、結果的に体の機能が低下してしまい、やがて筋トレやダイエットの効果が得られなくなってしまうでしょう。

プロテイン

筋トレで筋肉を大きく成長させたり、ダイエットで理想のスタイルを手に入れるためには、自分の体や心の健康状態を保ち、脳や内臓の機能を活性化させることが大切です。

そのためには、人間の体に必要な色々な種類の栄養素を十分にとっていく必要があります。

タンパク質の摂取をプロテインに頼りすぎると、色々な栄養素を体に取り込むことができません。

色々な栄養素を体に取り込むためには、プロテインだけでは無く、食事からも積極的にタンパク質をとっていくことが大切です。

食事から積極的にタンパク質をとることで、自然と他の栄養素も一緒に摂ることができます。

食事からタンパク質を摂ることで色々な栄養素が摂れる

プロテインのように、タンパク質だけが含まれた食材はありません。

食材には、タンパク質以外の栄養素が必ず含まれているのです。

例えば、タンパク質が豊富に含まれる「肉類」には、主に次のような栄養素が含まれています。

「肉類」に含まれている主な栄養素
  • 【ビタミンB1】:糖質の代謝、疲労回復、夏バテ予防、精神安定作用
  • 【ビタミンB2】:脂質の代謝、口内炎予防、髪・爪・歯の健康維持
  • 【ビタミンB6】:タンパク質の代謝、脂肪肝の予防、月経前症候群の予防
  • 【ビタミンB12】:造血、代謝促進、中枢神経の機能維持
  • 【ビタミンE】:血管や細胞の老化防止、美肌効果、疲労改善、更年期障害の軽減
  • 【ビタミンK】:骨の再石灰化、血液凝固作用
  • 【パントテン酸】:免疫力の向上、抗ストレス作用
  • 【セレン】:抗酸化作用、抗がん作用、過酸化脂質の生成抑制
  • 【ナイアシン】:美肌効果、血行促進、二日酔い予防
  • 【亜鉛】:遺伝情報の伝達、味覚を正常に保つ、細胞の形成
  • 【鉄】:血液中での酸素の運搬、造血作用、免疫機能の維持

肉類には、主なビタミンやミネラルだけでも上記のような色々な栄養素が含まれています。

筋トレやダイエットで特に重要となるのは「ビタミンB1」「ビタミンB2」「ビタミンB6」です。

例えば、ビタミンB6を摂ることでタンパク質の代謝が良くなるため、タンパク質の合成が高まって筋肉が大きく成長しやすくなるでしょう。

また、ビタミンB1とビタミンB2は、糖質や脂質の代謝を高めてくれるため、結果的に体に脂肪がつくことを防いでくれるのです。

お肉

プロテインだけでは色々な栄養素を摂り、体の機能を高めていくことはできません。

色々な食材を食べていくことで、はじめて多くの栄養素を体に取り込むことができるのです。

幸いなことに、タンパク質を多く含む食材には色々な栄養素が含まれています。

つまり、タンパク質をなるべく食事から摂るようにするだけでも、多くの栄養素を体に取り込むことが可能なのです。

肉類はもちろん、魚や鶏卵、大豆製品など、タンパク質を多く含む食材をとっていきましょう。

タンパク質を多く含む食材
  • 肉類
  • 魚類
  • 大豆製品
  • 鶏卵
  • 乳製品

栄養だけでなく「食物繊維」も忘れずに摂ろう

厳密に言えば、食物繊維には何の栄養もありません。

しかし、食物繊維には、体内に入っても消化や吸収をされることなく小腸や大腸まで届くという、他の栄養素には無い大きな特徴があるのです。

小腸や大腸まで届くため、食物繊維は腸内菌のエサになって腸内環境を整えてくれます。

また、「便通を促進」や「糖質の吸収をゆるやかにして血糖値の急騰を抑える」など、ダイエットをするうえでも嬉しい効果が期待できるのです。

特に、便秘がちの人は、食物繊維を積極的にとって腸内環境を整えていきましょう。

食物繊維を多く含む食材
  • 野菜類
  • きのこ類
  • 豆類
  • 海藻類
  • 果物類

基本は食事からタンパク質を摂ることが大切

プロテインには、タンパク質以外の栄養素がほとんど含まれていないというお話をしてきました。

プロテインは、手軽にタンパク質をとることができる便利な食品ですが、食事で摂りきれなかったタンパク質を補完するという使い方が適切だと言えます。

基本は食事からタンパク質を摂ることで、色々な多くの栄養素を体に取り込むことが可能です。

十分に食事からタンパク質を摂れなかった場合に、プロテインを飲んでタンパク質で補完するという使い方が良いでしょう。

まとめ

  • 筋トレやダイエットで効率よく結果を出していくためには、プロテインからだけでなく、食事からもタンパク質をしっかりと摂っていくことが大切
  • プロテインにはタンパク質以外の栄養素がほとんど含まれていない
  • タンパク質を多く含む食材には色々な栄養素が含まれている
  • プロテインは、食事で摂りきれなかったタンパク質を補完するという使い方が適切

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