パンプアップを感じない?ある程度筋肉がつかないと分からなくて当然
パンプアップとは?
パンプアップとは、筋トレなどのトレーニングで筋肉に負荷をかけ続けたときに、一時的に筋肉が大きく膨らむ現象のことです。
例えば、筋トレで大胸筋に負荷をかけ続ければ大胸筋が大きく膨らみます。
筋肉が大きく膨らむ理由としては、筋肉に送られる血液の量が増加するためです。
筋肉に負荷がかかると、糖質が分解されて乳酸が生まれます。
その乳酸を押し流そうと血液が大量に集まってきます。
つまり、筋トレでうまく筋肉に負荷をかけることができれば、血液が集まって一時的に筋肉が大きく膨らむことになります。
その状態を「パンプアップ」と呼びます。
パンプアップは一時的なもので、約30分程度で筋肉は元の大きさに戻ります。
パンプアップのメリット
パンプアップで一時的に筋肉が大きくなっても、すぐ元に戻るならあまり嬉しくありませんよね?
しかし、パンプアップには大きなメリットがあります。
パンプアップのメリットについて考えていきます。
血管が太くなる→筋肉が大きくなる
筋肉が大きくなるためには、まずは血管が太くなる必要があると言われています。
筋肉量に比例して、必要な酸素や栄養素が多くなるためです。
反対に言えば、血管が太くならなければ筋肉は大きくなりません。
筋肉が大きい人は、皮膚の表面に太い血管が目立っていることがよくあります。
体脂肪が低いこともありますが、主に血管が太くなっていることが理由です。
実際に、私も筋トレで筋肉が大きくなってからは血管がとても目立ってきました。
特に、上腕や前腕の血管が太くて大きいので目立ちます。
パンプアップすることで、一時的に多くの血液が筋肉に流れ込みます。
パンプアップが繰り返すことで、血管が少しずつ広がりが太くなっていきます。
そして、血管の太さに比例して筋肉が大きく成長してきます。
筋肉に負荷を与えることができた証拠になる
パンプアップは、正しく筋肉に負荷を与えることができた証拠にもなります。
例えば、ベンチプレスは大胸筋を鍛えるトレーニングです。
ベンチプレスで大胸筋がパンプアップすれば、それは正しく大胸筋に負荷を与えることができたという証拠です。
反対に、ベンチプレスで大胸筋がパンプアップしなければ、それは大胸筋に正しく負荷を与えることができなかったという証拠になります。
ベンチプレスのフォームを見直し、自分に適切な重量を探していく必要があります。
つまり、正しくトレーニングできたことをパンプアップで確認することができます。
筋トレ初心者はパンプアップを感じにくい
実は、筋トレ初心者はパンプアップを感じにくいです。
これは、筋トレ初心者はパンプアップしないということではありません。
パンプアップしているが、それがとても分かりにくいのです。
パンプアップをすると、筋肉が大きく膨らみます。
しかし、筋トレ初心者の筋肉はとても小さいです。
小さい筋肉が少し膨らんでも、あまり見た目に変化はありません。
つまり、筋肉が小さいうちはパンプアップを感じにくいと言えます。
実際に私がパンプアップを感じることができたのは、筋トレを始めてから約数ヶ月経ってからでした。
筋肉が小さくてもパンプアップを確認する方法
筋肉が小さくても、パンプアップを確認する方法はあります。
確認する方法はとても簡単です。
例えば、ダンベルカールで上腕二頭筋を鍛えたとしましょう。
パンプアップを確認するためには、上腕二頭筋に手のひらで触れてみるだけでOKです。
腕立て伏せで正しくパンプアップできていれば、上腕二頭筋の血流が良くなっているため熱を帯びているはずです。
つまり、トレーニングした筋肉に触れて熱を帯びていればパンプアップ成功です。
反対に、筋肉が熱を帯びていなければフォームや回数に問題があるのでしょう。
筋肉が小さいうちは、筋肉に直接触れるという方法でパンプアップを確認しましょう。
まとめ
- 筋肉を激しく動かすことで、筋肉に流れ込む血液量が増えて結果的にパンプアップという状態になる
- パンプアップを繰り返すことで、、血管が少しずつ広がりが太くなる
- 血管の太さに比例して筋肉が大きく成長する
- トレーニングした筋肉がパンプアップすることで、正しく筋肉に負荷を与えることができた証拠になる
- 筋肉が小さいうちはパンプアップを感じにくい
- トレーニングした筋肉に触れて熱を帯びていればパンプアップ成功
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