体が硬いと不利?なぜ体が柔らかいとダイエットで有利になるの?

なぜ体が柔らかいとがダイエットで有利になるの?

体が軟らかい人の方が、痩せているようなイメージがありますよね?

それはイメージだけではなく、実際に体が柔らかい人の方が痩せやすくて、ダイエットでとても有利だと言えます。

反対に、体が硬い人は痩せにくいため、ダイエットが不利になってしまうでしょう。

もしかすると、ダイエットを失敗してしまう原因は、体の硬さにあるのかもしれません。

今回は、なぜ体が柔らかい人の方が痩せやすいかについて考えていきましょう。

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なぜ体の柔らかい人は痩せやすいの?

では、なぜ体の柔らかい人は痩せやすいのでしょうか?

結論から言えば、体が柔らかければ「血行が良くなって基礎代謝が高まる」からです。

体が柔らかいというのは、それだけ筋肉の柔軟性が高いということになります。

その筋肉の中には、多くの血管が張り巡らされており、筋肉の柔軟性と血管の柔軟性はほぼ等しいと言えるでしょう。

血管が柔軟になるほど血行が良くなるため、脳や内臓に十分な酸素と栄養素が行き渡り、体が活性化して基礎代謝が高まります。

つまり、「体が柔らかい→筋肉が柔らかい→血管が柔らかい→血行が良い→脳や内臓が活性化して基礎代謝が高まる→痩せやすい」という訳なのです。

これが、体が柔らかい人の方が痩せやすいという理由です。

反対に体が硬ければ、「体が硬い→筋肉が硬い→血管が硬い→血行が悪い→脳や内臓が活性化せず基礎代謝が低下する→痩せにくい」という最悪の状況になってしまいます。

体を柔らかくしてダイエットで有利になろう

体が硬いという人は、ダイエットを有利に進めるためにも、自分の体を少しずつ柔らかくしていく努力をしていきましょう。

体を柔らかくして血行を良くすることで、今までよりも痩せやすい体をつくることができます。

次のようなことを習慣にすることで、硬い体を少しずつ柔らかくしていくことが可能です。

体を柔らかくするためにできること
  • ストレッチ
  • マッサージ
  • ウォーキング

ストレッチ

ストレッチは、「筋肉を伸ばす」という運動です。

積極的に筋肉を伸ばしていくことで、筋肉の柔軟性が少しずつ高まっていきます。

日常生活を送っているだけでは、力を込めるなどの筋肉を収縮させる機会はあっても、筋肉を伸ばす機会はほとんどありません。

ストレッチをする時間をつくり、きっちりと筋肉を伸ばしていきましょう。

ストレッチをするなら、筋肉がほぐれていない朝に行うのが一番良いタイミングです。

マッサージ

体をマッサージをすることで、緊張した筋肉をほぐすことができます。

マッサージをする最適タイミングは入浴時です。

湯船に浸かりながら「ふくらはぎ」や「太もも」、「腕」などを念入りにマッサージしましょう。

1日の生活で溜まった血液中の「老廃物」や「疲労物質」を洗い流し、副交感神経を刺激して体をリラックスさせることができます。

体をリラックスさせることで寝つきが良くなり、睡眠の質も向上させることが可能です。

ウォーキング

胸を張り腕を振って歩くことで、体の80%の筋肉を動員する優秀な運動です。

なるべく大きく歩くことで、筋肉が伸びて体の柔軟性を高めることができます。

大きな筋肉だけでなく小さな筋肉も刺激されるため、全身の血行が良くなり基礎代謝を大きく高めることが可能です。

また、ウォーキングは「脂肪」をメインのエネルギーとする有酸素運動の1つでもあります。

血行が良くなり脂肪も燃焼させることができるので、まさにダイエットに最適な運動と言えるのです。

日常的にどんどん歩く機会を増やして、毎日8,000歩あるくことを目指しましょう。

血行を良くすることを生活に取り込もう

「体を柔らかくするためにできること」についてお話してきました。

それ以外にも、生活を少し工夫することで血行を良くすることができます。

血行を良くすることを生活に取り込もう
  • 深呼吸をする
  • 水を多く飲む
  • 全身浴をする
  • 適度に休息をする
  • 悪い食生活を改善する

深呼吸をする

深呼吸をすることで、副交感神経を刺激することが可能です。

副交感神経が刺激されることで、体はリラックスして血管が広がり血行が良くなっていきます。

呼吸が浅くなっていると感じたときは、大きく深呼吸をして新鮮な酸素を体に取り込みましょう。

呼吸法なんて気にする必要はありません。

鼻からゆっくりと空気を吸って、口からゆっくりと吐き出すだけでOKです。

水を多く飲む

血管を流れている血液の80%は水分です。

血液中の水分が減ってしまうと、ドロドロ血液の原因になりかねません。

積極的に多くの水を飲み、血液の水分量を適切に保ちましょう。

血液を十分な水分量に保つことで、サラサラ血液になり血行が良くなっていきます。

全身浴をする

入浴をシャワーで済ませているなら、ぜひ全身浴をする習慣を身につけていくべきです。

ゆっくりと肩まで浸かることで、温熱効果・水圧効果・浮力効果によって、血管が広がり血行が良くなります。

5分程度の全身浴でも十分に効果があるので、湯船に使って体を温めていきましょう。

適度に休息をする

忙しい日々を送っている人は、交感神経が刺激されて体の緊張状態が長時間続いています。

体の緊張状態が続くと、血管が収縮されて血行が悪くなっていくのです。

忙しい間でも適度に休息をとって体を休めることで、副交感神経を刺激して体をリラックスさせることができます。

適度に休息をとり、脳と体を休ませる習慣を身につけましょう。

悪い食生活を改善する

悪い食生活が原因で、血行が悪くなることも多いです。

食べる物によっては、赤血球や白血球、血小板に異常が起こり、血液が流れにくくなります。

ドロドロ血液の原因を避ける食生活を心がけていくべきです。

ドロドロ血液の原因になるもの
  • 塩分
  • 糖分
  • コレステロール
  • 化学調味料
  • 食品添加物
  • お酒

「甘いお菓子」や「味の濃い食品」は控えて、なるべく薄味で栄養価の高いものを食べる食生活に改善していきましょう。

悪い食生活を改善することで、全身の血行を良くしていくことが可能です。

血行を良くすることがダイエット成功の鍵になる

運動や食事だけがダイエットではありません。

血行を良くすることで基礎代謝が高まり、ダイエットの効率がぐんとアップするのです。

体を柔らかくしたり、生活を少し工夫していくことで、血管の柔軟性が高まって少しずつ血行を良くすることができます。

血行を良くする習慣を生活に取り入れて、自分のダイエットを成功させましょう。

まとめ

  • 体が柔らかい人の方が痩せやすくて、ダイエットでとても有利になる
  • 体が柔らかければ、血行が良くなって基礎代謝が高まる
  • 体を柔らかくするためには「ストレッチ」「マッサージ」「ウォーキング」などが効果的
  • 血行を良くするためには「深呼吸をする」「水を多く飲む」「全身浴をする」「適度に休息をする」「悪い食生活を改善する」などを生活に取り込む

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