甘いものが欲しくなるのは「栄養不足」が原因かもしれないという話

甘いものが欲しくなるのは「栄養不足」が原因かもしれないという話

ダイエットの天敵と言えば、ケーキや洋菓子などの「甘いもの」ではないでしょうか?

甘いものには大量の「糖質」が含まれており、その糖質を食べることで脳内から人を幸せな気持ちにさせるドーパミンやセロトニン、ノルアドレナリンなどの脳内ホルモンが分泌されます。

つまり、甘いものには「幸せな気持ちになれる」という一種の中毒性のようなものがあるのです。

しかし、そんな中毒性とは別に、単純に体に必要な栄養が不足しているという理由から、つい甘いものが欲しくなっている可能性もあります。

体に必要な栄養が不足していれば、自分の意思の強さや習慣とは関係なく、どうしても甘いものが欲しくなってしまうのです。

今回は、体の栄養が不足すると甘いものが欲しくなる理由と対策方法について考えていきます。

ダイエット中でもうまく体を十分な栄養で満たすことができれば、甘いものを欲する気持ちが薄れていくため、順調にダイエットを進めていくことが出来るようになるでしょう。

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体の栄養が不足すると甘いものが欲しくなる理由と対策

では、体の栄養が不足すると甘いものが欲しくなる理由と、その対策について考えていきます。

栄養が不足すると甘いものが欲しくなる理由
  • カロリーが不足している
  • ビタミンやミネラルが不足している

カロリーが不足している

ダイエットのために「食べる量を減らす」人は多いですが、ダイエットを急ぐあまり「食べる量を減らしすぎる」のは良くありません。

食べる量を減らしすぎれば摂取カロリーが足なくなり、集中力や思考力が低下はもちろん、体もだるくなり動くことすら面倒になってしまいます。

そんな状態が続けば、体はメインエネルギーとなる「糖質」を欲するようになるでしょう。

そうなると、糖質が多く含まれている「甘いもの」が食べたくなるのも当然と言えます。

つまり、食べる量を減らしすぎて摂取カロリーが不足することにより、急いでエネルギーを補給しようとに甘いものが欲しくなってしまうのです。

エネルギー不足

では、どんな対策をしていけば良いのでしょうか?

対策としてはとても簡単で、もっと食べる量を増やしていけばOKです。

とはいえ、単純に食べる量を増やしてはダイエットになりません。

オススメの方法としては、太りやすい「糖質」の食べる量を減らして、太りにくい「タンパク質」の食べる量を増やすことです。

糖質を多く含む食材
  • 白米
  • パスタ
  • パン類
  • めん類
  • 芋類
タンパク質を多く含む食材
  • 肉類
  • 魚類
  • 大豆製品
  • 鶏卵
  • 乳製品

例えば、「パン類」や「めん類」を食べる機会を減らして、代わりに「肉類」や「魚類」を食べる機会を増やすことで、同じ摂取カロリーでも太りにくくなります。

また、タンパク質は不足しやすい栄養素です。

どんどんタンパク質を食べていくことで、体が健康になってダイエットも続けやすくなります。

タンパク質中心の食生活に変更して、甘いものが欲しいという気持ちを抑えていきましょう。

ビタミンやミネラルが不足している

食事から十分なカロリーを摂取していたとしても、ビタミンやミネラルなどの栄養素が不足してしまうことは良くあります。

三大栄養素と同様に、ビタミンやミネラルも人間の体には必須の栄養素です。

ビタミンやミネラルなどの栄養が不足すれば、体の機能がうまく働かなかったり、各エネルギーの代謝機能が低下するなどの不都合が起こってしまうでしょう。

もちろん、そんな栄養が不足している状態は、人間の体にとって危険な状態だと言えます。

しかし、人間の体は具体的に何の栄養が不足しているかまでは分かりません。

結果的に「もっと何かを食べろ!」というあいまいな指令が脳に伝わってしまい、むしょうに何かを食べたくなってしまうのです。

そして、手軽に食べることができる「お菓子」という甘いものに手が伸びることになります。

簡単にできる対策としては、栄養が豊富な食べ物を1品で良いので食事に加えることです。

例えば、「納豆」「ゆで卵」「アボカド」などの栄養満点な食べ物を食事に加えてみましょう。

栄養が豊富な食べ物を積極的に食べることで、体に必要な栄養が補うことができるため、栄養不足によって何かを食べたくなるという欲求を防ぐことができます。

十分な栄養をとることで甘いものが無くても平気になる

体の栄養が不足すると甘いものが欲しくなるということをお話してきました。

ダイエット中とはいえ、食事の量を減らしすぎたり栄養価の低いものばかりを食べていては、体に必要な栄養が不足することで自然と甘いものが欲しくなってしまいます。

反対に言えば、十分な栄養をとることで甘いものが無くても平気な体になるでしょう。

自分の体の栄養状態を意識して、ダイエットを進めていくことが大切です。

まとめ

  • 体に必要な栄養が不足していれば、自分の意思の強さや習慣とは関係なく、どうしても甘いものが欲しくなってしまう
  • 体の栄養が不足すると甘いものが欲しくなるのは「カロリーが不足している」「ビタミンやミネラルが不足している」などの理由がある
  • 食事の量を減らしすぎたり栄養価の低いものばかりを食べていては、体に必要な栄養が不足することで自然と甘いものが欲しくなってしまう
  • 十分な栄養をとることで甘いものが無くても平気な体になる

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