空腹で筋トレはNG!エネルギー「糖質」を補給してから筋トレをしよう
空腹での筋トレは逆効果になる?
「空腹で筋トレをやってはいけない」と聞いたことがありませんか?
実際その通りで、空腹での筋トレはオススメできません。
主な理由としては、次のようなものがあります。
力を出し切れない
空腹だと力が出し切れません。
普段はとても強い少年漫画の主人公でも、空腹になると途端に弱くなってしまいます。
まさに、自分がその少年漫画の主人公の状態になっているのです。
漫画の世界とは違い、普段の生活では空腹でも困ることは少ないでしょう。
しかし、筋トレをするなら話は違ってきます。
筋トレで力が出し切れなければ、当然ながら筋肉を追い込むことができません。
筋肉が追い込めていない筋トレを続けても、筋肉が大きく成長してくれることはありません。
つまり、空腹状態での筋トレは「意味のない筋トレ」になってしまいます。
空腹だと力が出し切れないよ
力が出し切れないと、筋肉がうまく成長してくれないかもね
集中力が続かない
筋肉と同様に、脳が働くためにはエネルギーが必要です。
人間が1日に消費するエネルギーの25%は脳が消費していると言われています。
空腹状態では、脳がエネルギー不足になります。
脳の働きが悪くなると、思考力や集中力が低下します。
そんな状態で、筋トレをするのはとても危険です。
集中力が続かなければ、バランスを崩して怪我をするリスクが高まります。
実際に怪我をすれば、しばらく筋トレは出来なくなるでしょう。
空腹だと脳がエネルギー不足になるよ
集中力が続かなくなって、怪我をしてしまうかもね
逆に筋肉が減ってしまう
空腹で筋トレをすると、「逆に筋肉が減ってしまう」可能性が高いです。
筋肉を大きく成長させるために、時間を作って苦しい筋トレを繰り返しています。
その頑張りが、逆に筋肉を減らしているとしたら最悪ですよね?
空腹で筋トレをすると、その最悪が現実に起こってしまいます。
エネルギーが不足しているときに、筋肉を動かし続けるとどうなるでしょうか?
エネルギーが枯渇すれば、どこからかエネルギーを調達しなければいけなくなります。
そのエネルギーの調達先として、真っ先に指定されるのが「筋肉」です。
つまり、エネルギーが枯渇すれば「筋肉」が分解されてエネルギーに変わります。
筋肉を動かすために、筋肉が分解されるという本末転倒なことになります。
エネルギー不足すると、筋肉を分解してエネルギーが作り出されてしまうよ
筋トレにはエネルギー「糖質」が必要
人間は、何をするにも燃料となるエネルギーが必要です。
エネルギーが無ければ、脳や内臓はもちろん、筋肉を動かすことすらできません。
では、人間のエネルギーとなる栄養素は何でしょうか?
人間のエネルギーとなる栄養素は、「糖質」「脂質」「タンパク質」の3つです。
その中でも、「糖質」が特に重要です。
簡単に言えば、「糖質」はエネルギーに特化した栄養素です。
脂質やタンパク質もエネルギーになりますが、他にも役割があるため「糖質」に比べるとエネルギーになりにくい栄養素です。
つまり、筋トレ前に「糖質」を食べておくことが重要になります。
一番良いのは、筋トレの前に食事を済ませておくことです。
食事をしてから、約2時間後に筋トレを始めるのがベストです。
あまり時間が無い場合は、消化の良い「うどん」や「バナナ」を食べましょう。
エネルギー補給用のゼリー商品などもオススメです。
空腹で筋トレはせずに、必ず「糖質」をとってから筋トレをすることが大切です。
「糖質」はエネルギーに特化した栄養素だよ
筋トレをする2時間前には、食事をして「糖質」を補給しておこう
まとめ
- 空腹で筋トレをやっていはいけない
- 空腹だと力が出しきれず、筋肉がうまく成長してくれない
- 空腹だと脳がエネルギー不足になる。集中力が続かなくなりバランスを崩して怪我をするリスクが高まる
- エネルギーが不足すると、筋肉が分解されてエネルギーに変わってしまう
- 糖質は、エネルギーに特化した栄養素
- 空腹で筋トレはせずに、必ず糖質をとってから筋トレをする
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