「子供のうちから筋トレをすると背が伸びなくなる!」という話を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか?
小学生や中学生が筋トレをしようとすると、必ず大人から言われてしまう言葉ですよね。
頑張って筋トレをしようと考えていても、そんなことを言われると大抵の人は「背が伸びなくなるのは嫌だなぁ」と筋トレを諦めてしまいます。
しかし、これは本当に正しいことなのでしょうか?
「子供のうちから筋トレをすると本当に背が伸びなくなるのか」について考えていきます。
子供のうちから筋トレをしても問題ないの?
結論から言えば、子供のうちから筋トレをしても何も問題ありません。
現在までの研究結果で「筋トをしたり筋肉をつけると子供の背が伸びなくなる」という事象や現象は何も証明されていないのです。
どちらかと言えば、子供のうちから筋トレをしていた方が健康にも良いし、スポーツや格闘技をするうえでもとても有利になるでしょう。
「子供のうちから筋トレをすると背が伸びなくなる!」というのは、まさに都市伝説だと言えます。
ただし、1点だけ注意が必要です。
子供のうちは筋力が弱いため、筋肉に「強すぎる負荷」をかけすぎると耐えきれずに、関節に予期せぬ大きな負荷がかかってしまいます。
ここで言う「強すぎる負荷」とは、ダンベルやバーベルなどの重りを使った「ウエイトトレーニング」のことです。
つまり、「子供のうちから筋トレをするのは問題ないが、重りを使ったウエイトトレーニングは関節を痛める可能性があるのでやめておこう」ということになります。
小学生や中学生は「自重トレーニング」で筋トレをしよう
では、子供は一体どんな筋トレをすれば良いのでしょうか?
小学生や中学生にオススメの筋トレは、「腕立て伏せ」や「腹筋」など、自分の体重を利用して行う「自重トレーニング」です。
自重トレーニングであれば、筋肉への負荷も強すぎないため、関節を痛める可能性は低いでしょう。
ただし、自分の体重が極端に重い場合は、やはり筋肉に強すぎる負荷がかかってしまいます。
まずは、ウォーキングなどの有酸素運動を行って、体重を軽くすることから始めるべきでしょう。
「ウエイトトレーニング」は早くても高校生からにしよう
ダンベルやバーベルを使ったウエイトトレーニングは、自重トレーニングよりも強い負荷を筋肉に与えることができます。
つまり、自重トレーニングよりも効果的に筋肉を成長させることが可能です。
しかし、強すぎる負荷で関節を痛めてしまわないためにも、まずは焦らずに自分の体が成長しきるまで待ちましょう。
どんなに早くても、ウエイトトレーニングは高校生になってから挑戦するべき筋トレです。
筋肉をつけたいなら「タンパク質」をとろう
ただ筋トレを頑張るだけでは、筋肉は大きく成長していきません。
筋肉を効率よく大きくするためには、筋肉の材料となる「タンパク質」を積極的にとっていくことが大切です。
タンパク質は、肉や魚、大豆製品に多く含まれています。
食事を用意してくれている人に、肉料理や焼き魚をリクエストしてみましょう。
また、納豆や豆腐、卵料理なども安価で手軽にタンパク質がとれるのでオススメです。
「タンパク質」をとるならプロテインもオススメ
なるべく、タンパク質は食べ物からとった方が良いでしょう。
なぜなら、食べ物にはタンパク質以外にも、体に必要な様々な栄養素が含まれているからです。
とはいえ、食事からうまくタンパク質がとれない日もあるのではないでしょうか?
そんな日のために、「プロテイン」を購入しておくのがオススメです。
プロテインは、最も低カロリーでタンパク質をとることができる食品で、水にとかすだけで誰でも手軽にタンパク質をとることができます。
美味しい味付けもされているので、おやつ代わりにとるのも良い方法です。
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まとめ
- 子供のうちから筋トレをしても何も問題ない
- ただし、ダンベルやバーベルなどの重りを使った「ウエイトトレーニング」は関節を痛める可能性があるのでやめておく
- 小学生や中学生には、自分の体重を利用して行う「自重トレーニング」がオススメ
- どんなに早くても、ウエイトトレーニングは高校生になってから挑戦するべき
- 筋肉を効率よく大きくするためには、筋肉の材料となる「タンパク質」を積極的にとっていくことが大切
- 食事からタンパク質がとれない日のために、「プロテイン」を購入しておくのがオススメ
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