肋骨を目立たなくする!ダンベルサイドベントで腹斜筋を鍛えよう

ダンベルサイドベントで腹斜筋を鍛えよう

体の両側面に付いている「腹斜筋(ふくしゃきん)」は、胸部から腰回りにかけての体のシルエットが決まるとても重要な筋肉です。

もし、腹斜筋がきっちりと鍛えられていなければ、せっかく他の筋肉を鍛えていたとしても体全体がポヨンしたメリハリの無い印象になってしまうことになるでしょう。

今回は、体のシルエットを決める重要な筋肉の1つである「腹斜筋」を鍛えることができる「ダンベルサイドベント」という筋トレについて解説していきます。

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腹斜筋ってどこに付いている筋肉なの?

「腹斜筋」と言われても、一体どこの筋肉なのかピンと来ない人も多いのではないでしょうか?

腹斜筋は、体の両側面についている筋肉で、肋骨(ろっこつ)の下側から骨盤にかけて付いている筋肉になります。

シックスパックでお馴染みの「腹直筋(お腹正面の筋肉)」を両側から包み込んでいる筋肉と言えば分かりやすいでしょうか?

腹斜筋

そして、腹斜筋は普段の生活の中で使われることが無い筋肉なので、ほとんどの人が発達していない筋肉でもあります。

そのため、腹斜筋をターゲットにした筋トレを行って鍛えていくことが大切です。

「腹斜筋」は、「大胸筋(胸の筋肉)」や「広背筋(背中の筋肉)」のような体の中でも特に大きな筋肉ではありませんが、きっちりと鍛え上げておくことで様々なメリットを得ることができます。

腹斜筋を鍛えるメリットには何があるの?

腹斜筋を鍛えることで、一体どんなメリットがあるのでしょうか?

主なメリットについて考えていきます。

「腹斜筋」を鍛える主なメリット
  • 【その1】肋骨(ろっこつ)が目立たなくなる
  • 【その2】シックスパックの見栄えが良くなる
  • 【その3】内臓の位置が安定して基礎代謝がアップする

【その1】肋骨(ろっこつ)が目立たなくなる

骨

「ダイエット」や「筋トレ」をして体脂肪が少しずつ減ってくると、ほとんどの人は肋骨が浮き出てきてしまいます。

「そんな事はない」という人でも、鏡の前で「バンザイ」をしてみると、浮き出てしまった肋骨が確認できるのではないでしょうか?

せっかく体を鍛えていても、肋骨が浮き出てしまっていては「弱々しくて不健康な印象」を与えてしまいかねません。

その肋骨を覆い隠してくれるのが「腹斜筋」になります。

腹斜筋を大きく肥大化させることで、浮き出てしまった肋骨を「腹斜筋」という筋肉で覆い隠すことができるのです。

つまり、腹斜筋を鍛えることで肋骨を目立たなくなります。

【その2】シックスパックの見栄えが良くなる

筋トレをしている人なら、美しいシックスパックを目指しているのではないでしょうか?

美しいシックスパックになるためには、「腹直筋(腹正面の筋肉)」はもちろんですが「腹斜筋」もきっちりと鍛え上げていくことが大切です。

腹斜筋を鍛えることで腹側面の筋肉が引き締まり、「ウエストのくびれ」を作ることができます。

ウエストのくびれがあることで腹筋全体がより引き締まって見えるため、シックスパックの見栄えがぐんと良くなるのです。

美しいシックスパックを手に入れるためにも、きっちりと腹斜筋を鍛えていきましょう。

【その3】内臓の位置が安定して基礎代謝がアップする

OK

腹斜筋を鍛えることで、左右からの圧力により内蔵の位置を安定させることが可能です。

内臓の位置が安定することができれば、各内臓の働きが活発になり、食べ物の消化や吸収や、血流が良くなるなどの効果が期待できます。

簡単に言えば、腹斜筋を鍛えることで、体の機能が活性化されて基礎代謝がアップするのです。

基礎代謝がアップすることで、1日に消費されるカロリーが増えていくため、それだけ痩せやすい体になることができます。

永続的なダイエット効果を得るためにも、腹斜筋を鍛えて基礎代謝をアップさせていきましょう。

ダンベルサイドベントのやり方

では、実際に「ダンベルサイドベント」のやり方を見ていきましょう。

とはいえ、ダンベルサイドベントのやり方はとても簡単で、片手にダンベルを持った状態で「体を傾けて戻す」ことを繰り返すという筋トレになります。

ダンベルサイドベントのやり方
  1. ダンベルを片手に持つ
  2. 足を肩幅より少し大きく開いて立つ
  3. ダンベルを持った方へ上半身を限界まで傾ける
  4. 上半身をゆっくりと戻す(スタート位置よりも反対側へ大きく戻すことが重要)

ポイントは、体を曲げた時に腹斜筋をギリギリまで伸ばすことです。

腹斜筋がギリギリまで伸びた状態から体を戻すことで、腹斜筋に大きな負荷をかけることができます。

慣れるまでは無理をせずに、ゆっくりと大きな動作で繰り返し行っていきましょう。

ダンベルサイドベントを何度か繰り返すうちに、体の側面の筋肉である「腹斜筋」の収縮と弛緩を感じることができるはずです。

うまく効果を感じることできなければ、ダンベルの重量を軽くしてみたりフォームを見直してみるのが良いでしょう。

注意点

  • 体は前のめりにならずに、きっちりと真横に傾けること
  • 傾ける方と反対側の腹斜筋を意識して行う
  • スタート位置よりも反対側に大きく戻すこと(腹斜筋の上部に負荷をかけることができる)

まとめ

  • 体の両側面に付いている「腹斜筋(ふくしゃきん)」は、胸部から腰回りにかけての体のシルエットが決まるとても重要な筋肉
  • 腹斜筋は、体の両側面についている筋肉で、肋骨(ろっこつ)の下側から骨盤にかけて付いている筋肉
  • 腹斜筋を鍛えることで「肋骨(ろっこつ)が目立たなくなる」「シックスパックの見栄えが良くなる」「内臓の位置が安定して基礎代謝がアップする」などのメリットがある

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