筋トレの全身法と分割法とは?どう違うの?
全身法と分割法
筋トレのやり方には、大きく分けると全身法と分割法の2種類があります。
何だか難しそうな名称ですが、考え方はとても簡単です。
全身法とは?
全身法は、1回のトレーニングで、全身の筋肉を鍛える方法です。
例えば、ジムに行った時に、胸・背中・肩・腕・腹・脚のすべてをトレーニングすることです。
火曜日と金曜日にトレーニングしている人は、次のようなメニューになります。
メニュー例(全身法)
火曜日:全身(胸・背中・肩・腕・腹・脚)
金曜日:全身(胸・背中・肩・腕・腹・脚)
分割法とは?
分割法は、1回のトレーニングで、特定の筋肉のみを鍛える方法です。
例えば、1回目にジムに行った時は、胸・背中・腹をトレーニングします。
2回目にジムに行った時は、肩・腕・脚をトレーニングします。
火曜日と金曜日にトレーニングしている人は、次のようなメニューになります。
メニュー例(分割法)
火曜日:胸・背中・腹
金曜日:肩・腕・脚
全身法のメリット・デメリット
メリット
- 筋トレの頻度が少なくても、筋量が維持されやすい
- 「筋トレを頑張った」という満足感が得られやすい
デメリット
- 筋肉痛や疲労で、毎日の筋トレは難しい
- 長時間トレーニングになりやすい
- 全身の筋肉が一度に疲弊するため、体調を崩しやすい
- 筋トレが面倒になりやすい
分割法のメリット・デメリット
メリット
- 目的の部位をトレーニングすることに専念できる
- 複数種目を取り入れやすい
- 各部位の筋肉に、十分な休息を与えることができる
メリット
- 筋トレの頻度が少ないと、しばらくトレーニングしていない部位が出てくる
全身法と分割法のどちらが良いのか?
私のオススメは分割法です。
分割法にすると、目的の部位をトレーニングすることに専念することができます。
また、筋肉に十分な休息を与えることができるので、効率的です。
週に1回ぐらいしかトレーニングできない人は、全身法が良いと思います。
全身法の注意点としては、筋トレが面倒になってしまう可能性が高いことです。
全身を鍛えるには、長時間トレーニングになりやすく、精神的な負担が大きくなります。
筋トレが面倒だと感じてしまうと、トレーニングをやめてしまう人も出てくるでしょう。
トレーニングをやめてしまうぐらいなら、週に1回しかトレーニングできない人でも、分割法にして精神的な負担を減らすべきです。
まとめ
- 筋トレのやり方には、全身法と分割法の2種類がある
- 全身法は、1回のトレーニングで全身の筋肉を鍛える方法
- 分割法は、1回のトレーニングで特定の筋肉のみを鍛える方法
- オススメは分割法
- 週に1回ぐらいしかトレーニングできない人は、全身法がオススメ
- 全身法の場合、精神的負担が大きいので注意が必要
- 筋トレが面倒だと感じてきたら、分割法にして精神的な負担を減らすべき
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