運動をしても痩せないという人は食事制限も試そう
運動をしても痩せない?
「よーし、本気でダイエットをするぞ!今度は本気も本気なんだからね!!」と心に決めて、一番最初に始めるのが「運動」という人は多いと思います。
私のダイエットも運動から始まりました。
運動って、すごく痩せるイメージがありますよね?
ダーっと運動したら、バーっとカロリーが消費されて、ズババっと痩せそうですよね?
マラソン選手なんて、とても痩せてます。太ったマラソン選手なんて見たことがありません。
では、実際にどれくらい運動すれば痩せるのかを考えてみましょう。
例えば、3kgだけダイエットしたい場合、どれくらい運動する必要があるでしょうか?
今回は、体重が50kgの人で計算してみます。
- 歩く(3.0METs):約137時間
- 筋トレ(6.0METs):約68時間
- ジョギング(7.0METs):約58時間
- サイクリング(8.0METs):約51時間
- 水泳(10.0METs):約41時間
どうでしょうか?想像していたよりも、とても時間が掛かりますよね?
運動だけのダイエットだと、とても時間が掛かると言うことは覚悟する必要があります。
もっと早く痩せたい場合は、食事制限も並行して行うと効果的です。
食事制限も試してみよう
食事制限はとても効果的
運動が攻めのダイエットとするなら、食事制限は守りのダイエットです。
「不要なカロリーは入れないぞー!」って守っているイメージでしょうか。
例えば、おにぎり1個を我慢することで、1時間歩く事と同じダイエット効果があります。
我慢が嫌なら、おにぎりを半分にして30分歩けば、おにぎり1個を我慢した事と同等です。
食事制限と運動を組み合わせることで、臨機応変なダイエットができます。
極端な食事制限はNG
いくら食事制限が効果的でも、極端な食事制限はNGです。
例えば、次のようなダイエットはNGです。
- 栄養サプリだけ
- これだけ食べる
- 断食
- 糖質の完全カット
- 下剤や利尿剤使用
極端なダイエットは、間違いなく不健康になります。
不健康になるばかりか、代謝が悪くなり、逆に太っていくことも考えられます。
仮にそれで痩せたとしても、リバウンドする可能性が高いです。
ダイエット成功のためにも、リバウンドをしないためにも、極端な食事制限はNGです。
体へのストレス、心へのストレスに注意しながらダイエットをしていきましょう。
GI値の低いものに置き換える
一番簡単なダイエットは、置き換えダイエットです。
置き換えと言っても、大好きなお肉の代わりにコンニャクを食べろと言うのではありません。
同じ種類の食材の中で、GI値の低いものを食べればOKです。
GI値とは、血糖値の上がり具合を指数で表したものです。
血糖値の上がり具合が低ければ、インスリンの分泌量が減ります。
インスリンの分泌量が減ることで、食べたものが体脂肪として付きにくくなります。
つまり、GI値の低い食べ物は、体脂肪になりにくいのです。
例えば、次のような置き換えがオススメです(カッコ内はGI値)。
- 白米(84)→玄米(56)
- 食パン(91)→ライ麦パン(58)
- うどん(80)→そば(59)
同じ種類の食材でも、GI値が低ければ体脂肪が付くことを防ぎやすくなります。
簡単な事から試す
いくら効果が高い食事制限でも、続かなければ意味がありません。
自分にも出来そうな、簡単な事から試すことがオススメです。
例えば、次のような事から始めてみてはどうでしょうか?
- ジュースを水やお茶に変える
- お菓子を半分にする
- マヨネーズをノンカロリーのドレッシングにする
- お米の量を半分にする
- 糖質を最後に食べる
簡単なことから始めることで、大きなストレス無く続けることができます。
続けることで、立派な習慣として身に付きます。
習慣になれば、こっちのものです。
何のストレスも無く、無理なく続けていくことが出来ます。
ダイエットの習慣を増やしていくことが、成功の秘訣ではないでしょうか?
まとめ
- 運動だけのダイエットだと、とても時間が掛かる
- 早くダイエットしたい場合は、食事制限も並行して行う
- 運動と食事制限を組み合わせることで、臨機応変なダイエットができる
- 極端なダイエットは、不健康になり、リバウンドする可能性が高いためNG
- 簡単な食事制限として、同じ種類の食材をGI値の低いものに置き換えるのがオススメ
- ダイエットには習慣化が大切。習慣化させやすい、簡単な事から試していく
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