ダイエットで痩せた体をキープしたい!リバウンドしないための方法は?

ダイエットで痩せた体をキープしたい!リバウンドしないための方法は?

たとえダイエットが成功したとしても、まだまだ油断する事はできません。

なぜなら、次は「リバウンド」との戦いが待っているからです。

残念ながら、遅から早かれリバウンドとの戦いに負けてしまう人は多く、そのたびに何度もダイエットを繰り返している人も少なくありません。

今回は、そんな憎き「リバウンド」に苦しめられている人のために、ダイエットで痩せた体をキープするための方法について考えていきます。

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どうしてリバウンドするのかを考えよう

まずは、どうしてリバウンドしてしまうのかを考えてみましょう。

結論から言えば、リバウンドしてしまうのは「ダイエット前の生活に戻してしまう」という事が主な原因です。

そもそも、ダイエットが必要となる程に自分を太らせてしまったのは「ダイエット前の生活」という悪い生活スタイルにあります。

いくらダイエットが終わったからとはいえ、その悪い生活スタイルに戻してしまっては、やはり待っているのは「リバウンド」でしょう。

さらに、無理なダイエットで体が弱っている人であれば、最悪の場合、ダイエット前よりも太ってしまう事だって十分にあり得ます。

「じゃあ、ずっとダイエットをし続けなければいけないのか?」と心配になるかもしれませんが、もちろん、そこまでする必要はありません。

とはいえ、悪い生活スタイルは改善していく必要はあるでしょう。

つまり、ダイエット前の悪い生活に戻すのでは無く、「痩せた体をキープするための生活」に新しく切り替えていく必要があるのです。

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痩せた体をキープするための方法は?

では、痩せた体をキープするためには、一体どんな事をしていく必要があるのでしょうか?

具体的な方法を、できるだけ分かりやすくお伝えしていきます。

痩せた体をキープするための方法
  • 【その1】筋肉量を増やす
  • 【その2】タンパク質中心の食生活にする
  • 【その3】健康的な生活を送る

【その1】筋肉量を増やす

筋肉量を増やす

「筋肉量を増やせば痩せる!」という話を聞いた事がある人も多いのではないでしょうか?

実際にその通りで、体の筋肉量が増える程に1日に消費されるカロリーが増えていきます。

なぜなら、1日に消費されるカロリーの大部分を占めている「基礎代謝」の約20%は「筋肉」で消費されているからです。

つまり、体の筋肉量に比例して「基礎代謝」が高まって、痩せた体をキープしやすくなります。

ところが、ダイエットをすると必ず脂肪と一緒に筋肉も落ちてしまうため、ダイエットを終えた人の多くはダイエット前よりも筋肉量が減少してしまっているのです。

そんな状態では、痩せた体をキープし続けることは困難だと言えるでしょう。

痩せた体をキープし続けるためには、まずは、ダイエットで減少してしまった体の筋肉量を増やしていく必要があります。

では、筋肉量を増やすためには、一体何をすれば良いのでしょうか?

筋肉量を増やすためは、やはり「筋トレ」をする事が一番オススメです。

定期的に「筋トレ」を行っていくことで、ダイエットで減少した筋肉量を取り戻せるだけでなく、ダイエットをする前よりも筋肉量を増やす事も不可能ではありません。

ダイエットをする前よりも筋肉量を増やす事ができれば、当然ながらダイエット前よりも大きく「基礎代謝」を高めることができるため、さらに、痩せた体をキープしやすくなるでしょう。

また、それ以外にも、筋トレをする事で得られるメリットには様々な物があります。

「筋トレ」をする事で得られる主なメリット
  • 筋肉量に比例して、1日に消費されるカロリーが増える
  • 筋肉が刺激されて血行が良くなるため、さらに消費されるカロリーが増える
  • 肩幅が広くなるため、相対的に「小顔」に見える
  • 上半身やお尻が大きくなるため、相対的に「ウエスト」が細く見える
  • 自己肯定感を高めるホルモンが分泌されるため、「自分に自信が持てる」や「ストレスが解消される」という効果が期待できる
  • 骨も同時に刺激されるため、骨の強化にもつながる

筋肉量を増やすというメリット以外にも、ただ筋トレを続けているだけで、自然とスタイルが良くなったり、自己肯定感を高める事ができるのです。

メリットだらけの「筋トレ」を、さっそく今日から始めていきましょう。

とはいえ、「ボディビルダー」や「フィジーカー」、「一流のスポーツ選手」や「格闘家」が行っているような、ものすごく負荷の高い筋トレをする必要はありません。

まずは、誰でも気軽に始めることができる「自重トレーニング」から試していきましょう。

自重トレーニングとは、「腕立て伏せ」や「スクワット」など、主に自分の体重を利用して行っていく筋トレの事です。

自分の部屋で何も使わずに行えるため、「季節」や「天候」、「時間」などに左右されるような事もありません。

まずは、手軽な「自重トレーニング」から取り組んでいき、少しずつ筋肉量を増やしていきましょう。

【その2】タンパク質中心の食生活にする

タンパク質中心の食生活

日本人の主食である、「白米」や「めん類」、「パン類」には、多くの「糖質(炭水化物)」という栄養素が含まれています。

「糖質」は、私たちの「脳」や「筋肉」、「内臓」を動かすための直接的なエネルギー源となるため、不足すればたちまち体の機能は低下して、とても不健康な状態になってしまうでしょう。

糖質(炭水化物)を多く含む食材
  • 白米
  • パスタ
  • パン類
  • めん類
  • 芋類

とはいえ、現代では「糖質」を含む食べ物で溢れかえっているため、ほとんどの人は「糖質」をとりすぎている傾向にあります。

そして、とりすぎて体内でエネルギーとして使われなかった「糖質」の多くは、そのまま脂肪として体に蓄えられてしまうのです。

そのため、なるべく「糖質」を控えた食生活を送っていくという事が、痩せた体をキープするためには大切だと言えるでしょう。

「えっ?結局またダイエットをやり続けなきゃダメなの?」という声が聞こえてきそうですが、そうでは無いので安心してください。

「糖質」を控える代わとして、「タンパク質」を多く含む食材を、今までよりもたっぷり食べてしまいましょう!

タンパク質を多く含む食材
  • 肉類
  • 魚類
  • 鶏卵
  • 納豆
  • 豆腐

「タンパク質」は、筋肉や肌、爪や髪、内臓などの材料になる栄養素です。

また、酵素の材料、細胞分裂や体調維持、獲得免疫機能など、その役割は多岐に渡ります。

さらに、タンパク質は「糖質や脂質よりも脂肪になりにくい」という特徴があるため、「肉」や「魚」、「鶏卵」や「大豆製品」をより多く食事に取り入れることで、大きなダイエット効果を得ることができるでしょう。

無理なくメインのおかずになるものが多く、料理の種類も豊富なので飽きる事はありません。

痩せた体をキープしていくためには、タンパク質中心の食生活に変えていくことが大切です。

【その3】健康的な生活を送る

健康的な生活を送る
健康的な生活

リバウンドしてしまう人は、無意識に不健康な生活を送っていることが多いです。

不健康な生活を送り続けていれば、体はうまくエネルギーを消費することができなくなるため、結果的に健康的な人よりも体に脂肪が付いてしまいやすくなります。

食事の量は少ないのになぜか太ってしまう人は、不健康な生活を送っている事が原因かもしれません。

反対に、健康的な生活を送ることで「脳」や「内蔵」が活性化して、より多くのエネルギーが消費されて痩せやすい体になることが可能です。

では、「健康的な生活」とは一体どんな生活なのでしょうか?

誰でも簡単にできる「健康的な生活」をいくつかご紹介します。

健康的な生活の例
  • 【その1】1日3食きっちりとる
  • 【その2】適度に運動をする
  • 【その3】適度に休養をとる
  • 【その4】十分な睡眠(7時間)をとる
  • 【その5】全身浴をする
  • 【その6】ストレッチをする
  • 【その7】十分な水分をとる

【その1】1日3食きっちりとる

体の健康を保つためにも、1日3食きっちりとる生活を送りましょう。

体がエネルギーを消費し続けるためには、常に体を栄養で満たしておく必要があります。

反対に、食事を抜いたり、食事の量を極端に減らしたりすることで、体はエネルギーを使い果たさないようにするために「省エネモード」になるのです。

当然ながら、体が「省エネモード」になってしまえば、1日に消費されるエネルギーが減ってしまうため、どんどん体に脂肪が付いてしまうことになります。

そんな事にならないためにも、1日3食をきっちりとっていきましょう。

特に、朝食は絶対に抜かないようにする事が大切です。

人間の体は、睡眠中にも「記憶の整理」や「筋肉の修復」のためにエネルギーを使い続けています。

つまり、朝目を覚ましたときには、エネルギーが空っぽの状態になっているのです。

朝食を抜いてしまえば、エネルギーが空っぽの状態で1日をスタートする事になるため、1日をいきなり「省エネモード」から始めなければいけません。

体にエネルギーを消費させ続けるためにも、朝食はもちろん、1日3食をきっちりとっていきましょう。

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【その2】適度に運動をする

適度に運動をする

適度に運動をすることで、体を健康に保つことが可能です。

とはいえ、なにも息切れするような激しい運動を長時間する必要は無く、「簡単な筋トレ」や「ウォーキング」を短時間するだけでも、十分に効果があります。

特に私がオススメするのは「ウォーキング」で、毎日少しだけでもウォーキングを続けていくことで、様々なメリットを得ることができるのです。

ウォーキングのメリット
  • 続けやすい
  • 筋肉量が維持できる
  • 骨を強くする
  • 血行が良くなる
  • ストレスが解消される

「わざわざウォーキングのために外出するのは面倒だ」と言う人は、日常生活の中で歩く機会を増やすだけでも構いません。

例えば、通勤や通学、お店までの道を少しだけ遠回りしてみましょう。そうする事で、無理なく毎日の歩く距離を増やしていくことが可能です。

まずは、「歩く」という簡単な運動から始めていき、無理なく続けていく事ができる自分に合った運動を見付けていきましょう。

【その3】適度に休養をとる

「仕事」や「勉強」、「家事」などを毎日頑張っている人も多いのではないでしょうか?

もちろん、頑張るのは良い事ですが、あまり休養をとらずに頑張り続けているなら、少しずつ体が不健康になっているかもしれません。

なぜなら、あまり休養をとらずに頑張り続けていると、体の緊張状態が長時間続いてしまうことになるため、自律神経が乱れる原因になってしまうからです。

自律神経とは、簡単に例えるなら「エネルギー消費のオンオフスイッチ」だと言えます。

もし、自律神経が乱れてしまうと、「日中にエネルギーを消費できない体になる」「睡眠の質が悪くなって脳や体が回復しない」といった悪影響が出てくるでしょう。

そうならないためにも、何事も適度に休養をとりながら行っていくことが大切です。

適度に休養をとることで、体の緊張状態がとけてリラックスできるため、自律神経が乱れてしまうことを防いでくれます。

休養中に「深呼吸」や「ストレッチ」を合わせて行うことで、さらにリラックス効果を高めることが可能です。

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【その4】十分な睡眠(7時間)をとる

体の健康を保つためには、十分な睡眠をとることが最も大切だと言えます。

睡眠時間が不足すれば、疲れが残ってしまうことはもちろん、自律神経が乱れる原因になってしまうため、エネルギー消費されにくい体になってしまいます。

反対に、十分な睡眠をとることで次のような様々なメリットが得られます。

十分な睡眠をとることで得られるメリット
  • 自律神経が整う
  • 基礎代謝が高まる
  • 日中の集中力が高まる
  • タンパク質合成が高まる(筋肉が付きやすくなる)
  • 肌ツヤが良くなる

では、一体どれくらいの睡眠をとれば十分な睡眠だと言えるのでしょうか?

一般的には、7時間の睡眠をとることが最も良いとされています。

体の健康を保つためにも、「動画を観たい」や「スマホを触りたい」、「もっとのんびりしたい」という気持ちを抑えて、十分な睡眠時間をとるように心がけていきましょう。

睡眠よりも優先しなければいけない事は、意外と少ないものです。

【その5】全身浴をする

毎日の入浴は、ぱぱっとシャワーで済ませてしまうのでは無く、必ず「全身浴」をするようにしましょう。

「全身浴」と言えば、少し大げさに聞こえるかもしれませんが、やる事はとても簡単で「10分程度肩までゆっくりと浸かる」というだけで構いません。

毎日ゆっくりと全身浴をすることで、体の健康を保つことができます。

全身浴をすることのメリット
  • スムーズに「副交感神経」に切り替わり睡眠の質が高まる
  • ストレス解消の効果がある
  • 筋肉のコリや痛みを和らげる
  • 疲労回復効果がある
  • 「水圧効果」で血行が良くなり基礎代謝が高まる
  • 「温熱効果」で血管が広がり老廃物を体外へ流すことができる
  • 短時間で終わる

全身浴の大きなメリットとしては、「睡眠の質が高まる」「ストレス解消の効果がある」「基礎代謝が高まる」などです。

全身浴をするだけで、そんなメリットを手軽に毎日得ることができます。

毎日の入浴は、シャワーでは済まさずに「全身浴」をするようにしましょう。

【その6】ストレッチをする

ストレッチ

ストレッチをすることで血行が良くなるため、基礎代謝をぐんと高めることができます。

また、体が柔らかくなれば、その分だけ日常のあらゆる動作も大きくなるため、それだけエネルギー(カロリー)を多く使うことにもなるのです。

毎日、少しずつストレッチを行っていきましょう。

筋肉が柔らかくなっているお風呂上がりが、ストレッチをする一番良いタイミングだと言えます。

【その7】十分な水分をとる

十分な水分をとることで、血行を良することが可能です。

血行が良くなることで、「脳」や「内臓」、「各細胞」に十分な栄養を送り届けることができるようになるため、その分だけ消費されるカロリー(基礎代謝)も高まります。

とはいえ、甘いジュースや高カロリーな飲み物を飲むのは良くありません。

「水」や「白湯」が一番良いですが、味が付いていないと飲みにくい人は「お茶」や「ゼロカロリーの飲料」などを飲むようにしましょう。

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痩せた体をキープするための生活をしていこう!

せっかく痩せることが出来たとしても、直ぐにリバウンドしてしまっては意味がありません。

リバウンドを防ぐためにも、ダイエット前の生活に戻すのでは無く、「筋肉量を増やす」「タンパク質中心の食生活にする」「健康的な生活を送る」などの痩せた体をキープするための生活に変えていきましょう。

とはいえ、生活スタイルを一気に変えてしまうのは大変です。

自分のペースで構わないので、無理をせずに少しずつ変えていきましょう。

痩せた体をキープするための生活が当たり前に出来るようになれば、今後の人生でもう二度とダイエットが不要になることも夢ではありません。

まとめ

  • リバウンドしてしまうのは「ダイエット前の生活に戻してしまう」という事が主な原因
  • ダイエットが必要となる程に自分を太らせてしまったのは「ダイエット前の生活」という悪い生活スタイルにある
  • リバウンドを防ぐためにも、ダイエット前の生活に戻すのでは無く、「筋肉量を増やす」「タンパク質中心の食生活にする」「健康的な生活を送る」などの痩せた体をキープするための生活に変えていく

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