本当に痩せたいなら「糖質（炭水化物）」だけで食べるな！

最も有名なダイエット方法と言えば、「カロリー制限」ではないでしょうか？

カロリー制限は、できるだけカロリーの低いものを食べたり、食べる量を減らしたりすることで、摂取カロリーを少なくする人気のダイエット方法の1つです。

しかし、カロリー制限だけでは、なかなか成果を出すことができません。

実は、ダイエットをするうえで、カロリーと同じくらい重要なことがあります。

それは、「糖質（炭水化物）」という栄養素です。

糖質とうまく付き合っていくことが、ダイエットを成功させるうえで重要だと言えるでしょう。

糖質（炭水化物）という栄養素って何だろう？

まずは、糖質（炭水化物）という栄養素について考えていきます。

糖質とは、体内のメインエネルギーになる栄養素で、脳や内臓、筋肉を動かすために必要です。

もし、糖質が不足すれば、頭がぼーっとしたり、集中力や思考力の低下、体が思うように動かない、などの悪影響が出てしまうでしょう。

糖質は、私たちが健康的に生活していくために、絶対に必要な栄養素だと言えます。

糖質は、私たちが主食としている食べ物に多く含まれているので、ほとんどの人は毎日のように食べているのではないでしょうか？

しかし、そんな糖質にも、大きなデメリットが1つあります。

それは、「体脂肪になりやすい」ということです。

エネルギーとして使用されなかったは、体外に排出されずに体内に体脂肪として格納されます。

つまり、糖質が多く含まれている食べ物を食べ過ぎれば、それだけ体脂肪がついてしまうのです。

例えば、カロリーが低いからと、糖質が多く含まれている「うどん」を食べていれば、それだけ体脂肪がついてしまう可能性がぐんと高くなるでしょう。

糖質（炭水化物）だけで食べてはいけない

糖質が太りやすい原因は何でしょうか？

それは、糖質をたくさん食べることで血糖値の急騰してしまい、インスリンが大量に分泌されてしまうことが原因です。

糖質をたくさん食べることで、体内では次のようなことが起こります。

「糖質をたくさん食べる」ということが引き金となり、結果的に体脂肪がつきやすいという状態がつくられてしまいます。

では、体脂肪をつけないためにはどうすれば良いのでしょうか？

まず、考えられることは、食べる糖質の量を減らすということです。

糖質の量を減らすことで、血糖値の上昇が緩やかになるため、体脂肪はつきにくくなります。

しかし、丼ぶりやパスタ、うどんなど、どうしても糖質がメインの食事をとることも多いのではないでしょうか？

そんなときにオススメなのが、「他の栄養素も一緒にとる」という方法です。

実は、糖質以外の栄養素を一緒にとることで、その栄養素が堤防の役割を果たしてくれることになり、糖質の消化や吸収を緩やかにしてくれます。

糖質の消化や吸収がゆるやかになれば、血糖値の上昇も緩やかにすることが可能です。

つまり、糖質をたくさん食べるときは、「タンパク質」や「脂質」、「食物繊維」などを一緒に食べることで、体脂肪がつきにくくなります。

例えば、丼ぶりやパスタを食べるときは「食物繊維」が豊富なサラダを、うどんを食べるときは「脂質」が豊富な天ぷらを一緒に食べるのが良いでしょう。

糖質とうまく付き合ってダイエットを成功させよう

糖質だけで食べるのでは無く、他の栄養素と一緒にとることで、体脂肪をつきにくくすることができるということをお話してきました。

カロリー制限でうまく痩せられない人は、糖質のとり方に問題があるかもしれません。

糖質のとりすぎは血糖値を急騰させるので、摂取カロリーが少なかったとしても、結果的に体脂肪がつきやすくなってしまいます。

糖質の量を減らしたり、糖質と一緒に他の栄養素をとるなどの対策をしていきましょう。

糖質とうまく付き合っていくことが、ダイエットを成功させるためには必要です。

また、ダイエットで不足しがちな「タンパク質」や「ビタミン・ミネラル」「食物繊維」などの栄養素も積極的にとることも忘れないようにしましょう。

まとめ

• 糖質は、ダイエットをするうえで、カロリーと同じくらい重要
• 糖質は、体内のメインエネルギーになる栄養素で、私たちが健康的に生活していくために必要である
• 糖質には、「体脂肪になりやすい」という大きなデメリットがある
• 糖質以外の他の栄養素（タンパク質・脂質・食物繊維など）も一緒にとることで、血糖値の上昇がゆるやかになり、結果的に体脂肪がつきにくくなる