私たちを太らせている原因は、普段の食生活にあります。
太る食生活を送っているから、体に余計な脂肪がついてスタイルが崩れてしまうのです。
いくらダイエットをして一時的に痩せることができたとしても、この太る食生活を改善しなければ、すぐにリバウンドしてしまうでしょう。
反対に、太る食生活を改善することができれば、自然と余計な脂肪は落ちていきます。
ダイエットを始める前に、まずは太る食生活を改善することから始めましょう。
ダイエットの前に太る食生活を改善することから始めよう
太る食生活と言われても、何も思い当たることが無い人も多いのではないでしょうか?
それもそのはず、ほんの些細なことの積み重ねが私たちを太らせているのです。
例えば、1日10gだけ脂肪がつく食生活を送っていても、1年で3.6kgもの脂肪がついてしまい、反対に、1日10gの脂肪が無くなる食生活を続ければ、1年で3.6kgの脂肪を落とすことができます。
ほんの些細なことの積み重ねが、大きなスタイルの差をつくっているのです。
そんな些細な太る食生活を改善して、大きなダイエット効果を手に入れましょう。
糖質(炭水化物)ばかりを食べない
同じカロリーの食べ物でも、栄養素の内訳によって太りやすい、太りにくいの違いがあります。
具体的には、「糖質」は太りやすく、「タンパク質」は太りにくい栄養素です。
白米やパン、めん類や菓子類など、糖質が多く含まれるものばかりを食べていては、カロリー制限をしていたとしても太りやすくなってしまいます。
太りやすい糖質の代わりに、太りにくいタンパク質をメインに食べていきましょう。
肉や魚などに多く含まれているタンパク質は、糖質と比べて太りにくという特徴があります。
糖質からタンパク質中心の食生活に変えるだけでも、体に脂肪がつきにくくなり大きなダイエット効果が期待できるのです。
食事は抜かない
摂取カロリーを減らそうと、食事の量を極端に減らしたり、食事を抜いたりするのは逆効果です。
人間の体は入ってくるエネルギーが少なくなると、脳や内臓の機能を低下させて、より少ないエネルギーで活動しようとします。
さらに、次の食事からより多くのエネルギーを得ようとするため、脂肪が付きやすい体になってしまうのです。
結果的に、消費カロリーが減って脂肪がつきやすいという最悪の体になってしまいます。
1日3食しっかりとることが大切です。
早食いをしない
「早食いをすると太る」と言う話を聞いたことがある人もいるのではないでしょうか?
実際に、早食いをすると血糖値が急騰するため、体に脂肪がつきやすくなります。
反対に、体に脂肪がつかないようにするためには、ゆっくりと落ち着いて食事をとり、血糖値の上昇をゆるやかにする必要があるのです。
早食いを阻止するためには、丼ものやラーメンなどの単品での食事を避けて、定食などの品数の多い食事をとることが効果的な方法だと言えます。
汁物や小鉢などの副菜を積極的に追加して、太りやすくなる早食いを防止していきましょう。
色々なものを食べる
体に入ってきたカロリーは、エネルギーに変えなければ脂肪になってしまいます。
そのカロリーをエネルギーに変えるための機能が「代謝機能」です。
つまり、ダイエットが必要なほど脂肪がついている人は、代謝機能が悪くなっていると言えます。
では、代謝機能を良くするためには、何をすれば良いのでしょうか?
代謝機能を良くするためには、主にビタミンB1やビタミンB2、ビタミンB6など、ビタミンやミネラルという色々な栄養素が必要になります。
基本的にビタミンやミネラルは、色々な食べ物に少しずつ入っています。
そのため、十分なビタミンやミネラルをとるためには、色々なものを食べる必要があるのです。
好きなものや決まったものだけを食べるのではなく、積極的に色々なものを食べて、より多くの種類の栄養素をとっていきましょう。
甘いジュースや缶コーヒーは飲まない
食べ物ばかりでは無く、飲み物にも十分に注意する必要があります。
甘いジュースや缶コーヒーには、大量の「糖質」が含まれているため、飲みすぎれば当然ながら多くの脂肪がついてしまうことになるのです。
水分補給をする感覚で、甘いジュースや缶コーヒーを飲むのはやめましょう。
また、健康に良さそうな100%果汁のジュースについても同様に飲んではいけません。
100%果汁のジュースにも大量の糖質が含まれており、健康に良さそうだからというイメージだけで飲み続けていると、体に多くの脂肪がつく原因になります。
水やお茶などの糖質もカロリーも含まないものを飲みましょう。
甘い飲み物には依存性があるため、やめるのはとても大変ですが、少しずつ量を減らしていくようにすれば、飲まなくても平気な体になっていきます。
オヤツは栄養のある物を食べる
間食はお菓子を食べるのでは無く、栄養補給をするタイミングとして利用するべきです。
例えば、不足しがちなビタミンやミネラルを「アーモンド」で補給したり、タンパク質が不足しているようなら「プロテインバー」などを食べましょう。
体の栄養状態を良くすることで、代謝機能や基礎代謝を高めることができます。
小腹が空いたときは、お菓子の代わりに栄養のあるものを食べていきましょう。
食生活を改善するだけでも大きなダイエット効果が期待できる
ダイエットと聞くと、「何か新しいことを始めなければ!」と考えてしまいがちです。
しかし、実際には自分を太らせてきた食生活を改善するだけでも、とても大きなダイエット効果を期待することができます。
また、新しくダイエットを始めるよりも、食生活の改善はストレスも溜まりづらく、すぐに慣れることができるので長く続けていくことが可能です。
ダイエットを始めるのは、食生活の改善に慣れてからでも決して遅くはありません。
まとめ
- 太る食生活を改善することができれば、自然と余計な脂肪は落ちていく
- ほんの些細なことの積み重ねが私たちを太らせている
- 太る食生活を改善するために「糖質(炭水化物)ばかりを食べない」「食事は抜かない」「早食いをしない」「色々なものを食べる」「甘いジュースや缶コーヒーは飲まない」「オヤツは栄養のある物を食べる」などを行っていく
コメント