ダイエットが成功して一時的に痩せたとしても、しばらくすると何事もなく元の体重に戻ってしまう人も多いのではないでしょうか?
体重が戻ってしまえば、再び面倒なダイエット生活に逆戻りです。
さらに悪いことに、人間は歳を重ねるほど、どんどん痩せにくく太りやすい体に変わっていきます。
ダイエットの効果は少しずつ薄れていき、体型を維持することが困難になってくるでしょう。
そんなことになる前に、普段の「太りやすい食生活」を「太りにくい食生活」に改めていくことが大切です。
具体的には、「糖質中心の食生活」から「タンパク質中心の食生活」に改めていくことで、自分の体を太りにくい体にすることができます。
糖質過多の食生活を改めて「太りにくい体」になろう
体に脂肪がついてしまうのは、「糖質の食べ過ぎ」が主な原因です。
糖質を食べることで血糖値が上がり、血糖値を下げるために「インスリン」というホルモンが分泌されることになります。
インスリンの効果により、筋肉や肝臓に入り切らなかった「糖(グリコーゲン)」が脂肪細胞に格納されやすくなるのです。
つまり、糖質を食べる機会が多いほど、体に脂肪がつきやすくなってしまいます。
例えば、次のような食生活をしていませんか?
- 朝食:食パン
- 昼食:パスタ
- 夕食:牛丼
- 間食:洋菓子
少し極端な例かもしれませんが、上記ではすべて糖質がメインの食事になっています。
そんな食生活が続けば、やはり体に脂肪が蓄えられやすくなってしまうでしょう。
とはいえ、糖質は脳や筋肉のエネルギーになる重要な栄養素なので、完全にカットしてしまうのはオススメできません。
糖質を完全にカットするのでは無く、「食べる機会」や「量」を減らしていくことが大切です。
糖質を食べる機会や量を減らしていくことで、自然と体につく脂肪を抑えることができます。
糖質を減らした分はタンパク質を増やして補おう
糖質過多の生活を改めることについてお話してきました。
では、糖質の代わりに一体何を食べれば良いのでしょうか?
私がオススメするのは、糖質の代わりに「タンパク質」を食べることです。
タンパク質は腹持ちが良く、さらに脂肪になりにくいという特徴があります。
まさに、ダイエットするには最適の栄養素ではないでしょうか?
今まで食べていたパスタや牛丼の代わりに、ステーキや焼き魚、卵料理などを食べましょう。
また、タンパク質はDIT(食事誘発性熱産生)が約30%と高いというのも特徴の1つです。
例えば、300kcalのステーキを食べたとしても、消化や吸収に90kcalのエネルギーが使われるため、実際に体に入ったカロリーは、約210kcal程度になります。
脂肪になりやすい「糖質」を減らし、代わりに脂肪になりにくい「タンパク質」を多くとる食生活に変えることで、太りにくい体になることができます。
食生活を変えていくことで「ダイエットが不要な体」になる
普段の悪い食生活を変えていくことで、一時的なダイエットに頼らずに、自分の体型を維持していくことができます。
そのためには、脂肪になりやすい「糖質」をできる限り減らし、代わりに脂肪になりにくい「タンパク質」を積極的にとることが大切です。
少しずつ自分の食生活を改善して、「糖質中心の食生活」から「タンパク質中心の食生活」へシフトしていきましょう。
また、日々の生活習慣を工夫することでも「痩せ体質」になっていくことは可能です。
普段の食生活や生活習慣を利用して、「ダイエットが不要な体」になっていきましょう。
まとめ
- ダイエットを繰り返さないためには、普段の「太りやすい食生活」を「太りにくい食生活」に改めていくことが大切
- 体に脂肪がついてしまうのは、「糖質の食べ過ぎ」が主な原因
- 糖質を食べる機会や量を減らしていくことで、自然と体につく脂肪を抑えることができる
- タンパク質は腹持ちが良く、さらに脂肪になりにくいという特徴があり
- 脂肪になりやすい「糖質」を減らし、代わりに脂肪になりにくい「タンパク質」を多くとる食生活に変えることで、太りにくい体になることができる
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