「消極的休養」と「積極的休養」両方とってる?うまくいかないなら休憩しよう

疲労

「最近、何をやってもうまくいかない」なんて悩みを持っていませんか?

うまくいかないことが続けば、つい自分自身の「能力不足」や「注意不足」を責めてしまいがちですが、そもそもの原因は「休養不足」にあることも多いです。

休養不足であることが原因で、本来の自分の能力を十分に発揮することができず、結果的に失敗やミスが多くなっているのかもしれません。

今回は、休養不足の人のための休養の仕方について考えていきます。

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「休養不足」がうまくいかない原因?

「自分はしっかりと休養できている!」と自信を持って言える人は少数でしょう。

ほとんどの人が十分な休養をとることができていないまま、忙しくて大変な毎日を頑張って送っているのではないでしょうか?

しかし、そのまま十分な休養をとらずに生活を続けていると、「集中力の低下」や「体力の低下」、「ストレスの増加」などの影響により、失敗やミスが多くなります。

例えば、次のような事がよく起こっているなら、それは休養不足が原因かもしれません。

何をやってもうまくいかない例
  • ぼーっとしていて怪我をした
  • また同じ失敗をして注意された
  • 優しく言えずに友達を傷つけた
  • 些細なことで怒ってしまった
  • 遊びに行ったのに楽しめなかった
  • イライラして家族に八つ当たりした
  • 約束を忘れていて怒られた

上記のようなことは「運動音痴」や「注意不足」、「自分の性格」などが原因だとして片付けられてしまうことが多いですが、決してそれだけが原因では無いでしょう。

つまり「休養不足」が原因で、本来は起こり得ない「トラブル」や「衝突」が発生します。

常に本来の自分であり続けるためにも、十分な休養を積極的にとっていくことが大切です。

「体」と「心」を休ませる

休養と聞くと、「体を休ませる」というイメージを持つ人は多いです。

決して間違いでは無いのですが、なにも疲れるのは「体」だけとは限りません。

人間の「疲れ」には大きく分けると「体の疲れ」「心の疲れ」の2種類があり、どちらの疲れもうまく解消していかなければ、疲労が蓄積されて失敗やミスが多くなってしまいます。

例えば、しっかり「体」を休ませたとしても、「心」の疲れが抜けていなければ本来の自分の能力を十分に発揮することはできないでしょう。

反対に、「心」がリフレッシュされていても「体」の疲れが溜まっていては、やはり同様にうまくいきません。

しっかりと休養をとるためには、「体」と「心」の両方を休ませることが大切です。

では、具体的な休養方法を考えていきましょう。

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消極的休養(パッシブレスト)で体を休ませる

睡眠

消極的休養をとることで、「体」を休ませることができます。

消極的休養とは、簡単に言えば「体を動かさずにゆっくりと休むこと」という、最も一般的で広く知られている休養方法です。

消極的休養(パッシブレスト)の例
  • 十分な睡眠をとる
  • 定期的に休憩をする
  • 何もせずゴロゴロする
  • 昼寝をする
  • 家でのんびりと過ごす

とにかく体を動かさないことに専念して、体の疲れを一気に回復させます。

直感的でとても分かりやすい休養方法なので、普段の生活の中でも実践できている人も多いのではないでしょうか?

最も重要なのは、「十分な睡眠をとる」ということだと言えます。もちろん、休日に寝溜めするのでは無く、平日にも毎日しっかりと睡眠をとることが大切です。

できるだけ生活の無駄を省き、毎日7時間の睡眠をとっていきましょう。

積極的休養(アクティブレスト)で心を休ませる

軽い運動

積極的休養をとることで、「心」を休ませることができます。

積極的休養のポイントは、あえて積極的に体を動かすことで、心の疲れを回復することです。

とはいえ、激しい運動をする必要はありません。軽く体を動かすだけでも十分に効果があります。

積極的休養(アクティブレスト)の例
  • ストレッチや体操をする
  • ウォーキングをする
  • 遊びに出かける
  • 全身浴をする
  • のんびり散歩をする

動物や人間は、あえて体を動かすことで心の疲れである「ストレス」を解消することができるようになっているのです。

自宅で行うなら「ストレッチ」や「体操」を、外で行うなら「ウォーキング」や「散歩」を積極的に行っていきましょう。

また、運動をすることで血行が良くなるため、血中の疲労物質を洗い流してくれるため、体の疲労を回復させることも期待できるでしょう。

つまり、積極的休養には「心」だけでなく「体」を休ませるとう効果もあるのです。

「体」の疲れよりも「心」の疲れの方が溜まっているなら、まずは積極的休養を試してみるのが良い方法だと言えます。

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「消極的休養」と「積極的休養」をバランス良くとっていこう

「消極的休養」と「積極的休養」についてお話してきました。

忙しい毎日で溜まった疲れをきっちりと解消するためには、「消極的休養」と「積極的休養」を利用して体と心の両方を休ませることが大切です。

体と心のどちらか一方でも疲れがとれていなければ、「何をやってもうまくいかない」といった毎日が続いてしまうかもしれません。

常に本来の自分であり続けるためにも、十分な休養をとっていきましょう。

まとめ

  • 十分な休養をとらずに生活を続けていると、「集中力の低下」や「体力の低下」、「ストレスの増加」などの影響により、失敗やミスが多くなる
  • 人間の「疲れ」には大きく分けると「体の疲れ」と「心の疲れ」の2種類があり、どちらの疲れもうまく解消していかなければ、疲労が蓄積されて失敗やミスが多くなってしまいまう
  • 消極的休養とは、体を動かさずにゆっくりと休んで体の疲れを回復すること
  • 積極的休養とは、あえて体を動かすことで心の疲れを回復すること
  • 「消極的休養」と「積極的休養」を利用して体と心の両方を休ませることが大切

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