ダイエットはしたいけど、運動は苦手だという人もいるのではないでしょうか？
また、苦手とまではいかなくても、運動するのは面倒だと感じる人は多いです。
面倒なだけではなく、運動は時間も取られるし体力的に苦しい思いもすることになります。
運動もやった方が良いんだろうけど、「運動なしのダイエットでも大丈夫かな？」と食事制限だけのダイエットを選ぶ人も少なくありません。
しかし、他の運動ならともかく「筋トレ」だけはダイエットと一緒にやるべきです。
筋トレは、ダイエット成功のカギを握っているといっても過言ではありません。
なぜ筋トレだけはダイエットと一緒にやるべきなの？
では、なぜ筋トレだけはダイエット一緒にやるべきなのでしょうか？
結論から言えば、筋トレはダイエットの成功率をぐんと高めてくれるからです。
筋トレをすることで、精神的にも肉体的にも大きなメリットがあります。
筋トレのメリットについて1つずつ確認していきましょう。
筋肉量が維持できる
どんなに優れたダイエット方法でも、脂肪だけを狙い撃ちで落としていくことはできません。
ダイエットをすると、脂肪以外にも必ず「筋肉」も一緒に落ちていきます。
筋肉が落ちてしまうと、ダイエットをする上で色々なデメリットを受けかねません。
例えば、次のようなデメリットです。
- 基礎代謝が低下する
- スタイルが崩れる
- リバウンドの可能性が高まる
筋肉は、ダイエットの成功やリバウンドを防ぐためには必要なものです。
なるべく筋肉を落とさないようにダイエットしていくことが大切になってきます。
その筋肉量を維持するためには、「筋トレ」をすることが最も良い方法です。
筋トレをすることで、筋肉量の維持はもちろん、積極的に筋肉を増やしていくこともできます。
筋肉量が増えて基礎代謝が増えれば、リバウンドする可能性も低くなるでしょう。
血行が良くなる
血液には、酸素と栄養素を運ぶという重要な役割があります。
その血液が流れる血管の多くは、筋肉の中を通っているのです。
筋トレをすることで、血管が刺激されて血行を良くすることができます。
血行が良くなれば、十分な酸素と栄養素が脳や内臓に届き、働きを最大限まで高めてくれます。
結果的に、基礎代謝が高まって健康状態も良くなっていくでしょう。
基礎代謝が高まることで、1日の消費カロリーをアップすることができます。
結果的に、ダイエットの成功率をぐんと押し上げることが可能です。
モチベーションが高まる
筋トレをすることで、モチベーションを高めることができます。
ダイエットはもちろん、勉強や仕事、家事などの生活面でのモチベーションが大きく高まります。
モチベーションが高まる理由は、筋トレをすることで幸福感を高めるホルモンが分泌されるからです。
例えば、次のようなホルモンが分泌されます。
- テストステロン（筋肉量のアップと維持・闘争心の向上）
- セロトニン（感情が安定する・集中力の向上）
- ドーパミン（やる気の向上・多幸感を得る）
- β-エンドルフィン（気分の高揚・鎮痛効果）
- ノルアドレナリン（血圧、心拍数の安定・基礎代謝の増加）
ダイエットが失敗する原因の1つは、モチベーションの低下です。
モチベーションが低下すれば、ダイエット自体をやめてしまうかもしれません。
ダイエット中に筋トレをすることで、幸福感を高めるホルモンが分泌されて、時間と共に下がりがちなモチベーションを高めることができます。
ストレスが解消される
動物は、必ず何らかのストレスを受けながら生きています。
そして、溜まったストレスは運動をすることで解消することができます。
ペットの犬であれば、散歩やペット用のおもちゃで遊ぶことで、日々のストレスを解消することができるのです。
人間も動物の一種です。
日々の生活で溜まったストレスは、運動をすることで解消しなければいけません。
筋トレをすることで、ごく短時間で大きなストレスを解消することができます。
日々の生活やダイエットで溜まったストレスを、筋トレをすることで解消していきましょう。
自宅でいつでもできる
筋トレは、自宅でいつでも気軽にできる運動です。
天候や季節も関係無く、着替えてわざわざ出かける必要もありません。
いつでも、気軽に自分のペースで行っていくことができます。
朝からでも、入浴前でも、隙間時間でも、いつでも好きなタイミングでやっていくことが可能です。
続けていくうえで、いつでも気軽にできるということは重要です。
忙しい毎日の中で、着替えや準備に時間がかかるものは、いずれ続かなくなってしまうでしょう。
1回も筋トレができない人はどうすれば良いの？
筋トレのメリットについてお話してきました。
ダイエットをするうえで、筋トレは欠かせないものだと言えます。
とはいえ、1回も筋トレができないという人もいるのではないでしょうか？
- 筋力が足りない人
- 脂肪が多くて体が重い人
現状で、筋トレをやりたくてもできない人の対策を考えていきます。
筋力が足りない人
ほとんど運動をしたことが無い人であれば、筋力自体が不足しているかもしれません。
そんな人には、筋トレ自体の負荷を下げてみることをオススメします。
例えば、腕立て伏せができないなら、「膝をついての腕立て伏せ」や「壁を使った腕立て伏せ」など、なるべく負荷の低い筋トレを試してみましょう。
また、「途中までやる」というのも良い方法です。
腕立て伏せであれば、深く沈み込まずに半分ぐらい体を沈めたらOKとしましょう。
もちろん、筋トレの効果は下がりますが、やらないよりは断然効果があります。
まずは、筋トレ自体の負荷を下げて、少しずつ筋力をアップさせていきましょう。
脂肪が多くて体が重い人
体が重ければ、その分だけ筋トレの負荷が大きくなってしまいます。
その場合、まずは脂肪を落とすことに専念しましょう。
脂肪を落とすためにオススメなのが、なるべく多くの距離を「歩く」ことです。
「歩く」という運動に使われるエネルギーは脂肪です。
背筋を伸ばしてしっかりと歩くことで、効率的に脂肪を減らしていくことができます。
また、歩くことで全身の約80%の筋肉が使われるので、筋肉量を維持する効果もあります。
しかし、積極的に筋肉量を増やす効果は無いので注意しましょう。
わざわざ、時間をつくってウォーキングをする必要はありません。
普段の生活の中で、寄り道をしたり遠回りをしたりするだけでも十分に効果があります。
スマホの機能やアプリなどを利用すれば、毎日あるいた歩数を記録していくことができます。
ゲーム感覚で楽しみながら、1日8,000歩を目指しましょう。
運動が苦手でも筋トレだけは一緒にやろう
運動が苦手な人でも、筋トレだけはダイエットと一緒にやっていくことをオススメします。
筋トレには多くのメリットがあり、ダイエットの成功率をぐんと高めてくれます。
反対に、筋トレをしなければダイエットの成功は遠のいてしまうかもしれません。
仮にダイエットが成功したとしても、筋肉量が減少してスタイルが崩れてしまったり、基礎代謝が低下してリバウンドする可能性が高くなってしまいます。
筋トレは、ダイエット成功のカギを握っているといっても過言ではありません。
運動が苦手という人でも、筋トレだけはダイエットと一緒に取り組んでいきましょう。
まとめ
- ダイエットはしたいけど、運動は苦手だという人もいる
- 他の運動ならともかく、筋トレだけはダイエットと一緒にやるべき
- 筋トレはダイエットの成功率をぐんと高めてくれる
- 筋トレのメリットは「筋肉量が維持できる」「血行が良くなる」「自宅でいつでもできる」「モチベーションが上がる」「ストレスが解消される」などがある
- 1回も筋トレができない人は「筋トレ自体の負荷を下げてみる」「途中までやってみる」「まずは脂肪を落とすことに専念する」などの方法をとるべき
- 筋トレは、ダイエット成功のカギを握っているといっても過言ではない
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