なぜサラダしか食べてないのに痩せないの?その理由を考えて対策をしよう

なぜサラダしか食べてないのに痩せないの?

サラダは、食物繊維が豊富で低カロリーな、ダイエットに最適な食べ物の1つです。

なるべくサラダを多く食べるようにしてから、うまくダイエットで体重を落とせるようになったという人も少なくないのではないでしょうか?

一方で、ほとんど毎日サラダしか食べていないのに、なかなか思うように痩せられないという悩みを持った人も一定数います。

低カロリーなサラダしか食べていないのに、とても納得できるものではありませんよね?

中には、「自分は何を食べても太ってしまう体質なのかも?」「きっと一生痩せることなんて出来ないんだ」と心配になる人も居るかもしれません。

もちろん、そんな事は無いので大丈夫です。

今回は、「サラダしか食べてないのに痩せない理由と対策」について考えていきましょう。

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サラダしか食べてないのに痩せない理由と対策

早速ですが、サラダしか食べていないのに痩せない理由は、一体何なのでしょうか?

考えられる主な理由について、1つずつ詳細を確認していきましょう。

サラダしか食べてないのに痩せない主な理由
  • 【理由1】体が「省エネモード」になる
  • 【理由2】体の代謝が悪くなっている
  • 【理由3】高カロリーな野菜を食べている
  • 【理由4】冷たいサラダばかりを食べている
  • 【理由5】カロリー不足で筋肉量が減少した
  • 【理由6】ドレッシングが高カロリー
  • 【理由7】高カロリーな飲み物を飲んでいる

【理由1】体が「省エネモード」になる

低カロリーなサラダばかりを食べていると、体は深刻なカロリー不足になってしまいます。

もちろん、痩せるためには摂取カロリーを抑えることが大切ですが、あまりにも摂取カロリーが少なすぎれば、実際には体はそうならないことが多いのです。

では、実際には体はどうなってしまうのでしょうか?

カロリーが極端に不足する状態が続けば、体は「省エネモード」になってしまいます。

省エネモード

私たち人間も生活資金が残り少なくなってくると、飲食費や光熱費、交際費などの出費をできるだけ減らしていくのではないでしょうか?

それとまったく同じことが体の中で起こるのです。

つまり、カロリーが極端に不足する日が続けば、人間の体は脳や内臓の機能を低下させることでカロリー消費を節約して、何よりも「生命維持」を優先するようになります。

結果的に、1日に消費されるカロリーが激減することになり、摂取カロリーと消費カロリーのバランスがとれてしまい、体がどんどん痩せにくい状態になっていくでしょう。

ダイエットでうまく痩せていくためには、体が「省エネモード」になってしまわないように、カロリーと栄養素を適切にとっていく必要があります。

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【理由2】体の代謝が悪くなっている

私たちの体に脂肪をつけるのは、カロリーを持っている栄養素である「糖質」「脂質」「タンパク質」という三大栄養素です。

三大栄養素は、「代謝」されることで初めてエネルギーとなり、エネルギーにならなかった三大栄養素は「脂肪」として体に蓄えられてしまいます。

そして、三大栄養素を代謝するためには、主にビタミンBという栄養素が必要です。

つまり、摂取カロリーをいくら減らしたとしても、ビタミンBが不足していればカロリーはエネルギーにならずに、体に脂肪は蓄えられやすくなってしまいます。

三大栄養素の代謝を高めるビタミンB
  • ビタミンB1:「糖質」の代謝を高める
  • ビタミンB2:「脂質」の代謝を高める
  • ビタミンB6:「タンパク質」の代謝を高める
ビタミンB1を多く含む物
  • 豚肉
  • 大豆
  • レバー
  • 玄米
  • ナッツ類
ビタミンB2を多く含む物
  • 鶏レバー
  • うなぎ
  • 牛乳
  • 鶏卵
  • きくらげ
ビタミンB6を多く含む物
  • かつお
  • まぐろ
  • さんま
  • バナナ
  • 鶏むね肉

うまく痩せていくためには、摂取カロリーを減らすだけでなく、ビタミンBを積極的にとっていくことが大切です。

毎日の食事からビタミンBを積極的にとることで、「糖質」「脂質」「タンパク質」が持つカロリーの多くは、脂肪としてでは無くエネルギーとして活用されることになるでしょう。

【理由3】高カロリーな野菜を食べている

すべての野菜が低カロリーだとは限りません。

例えば、「イモ類」や「かぼちゃ」などは高カロリーで糖質も多く含まれているため、太りやすい食べ物だと言えます。

それ以外にも、高カロリーな野菜には注意が必要です。

高カロリーな野菜例
  • じゃがいも(蒸し):81kcal
  • さつまいも(蒸し):140kcal
  • 西洋かぼちゃ(焼き):122kcal
  • えだまめ(ゆで):134kcal
  • グリーンピース(ゆで):110kcal
  • そらまめ(ゆで):112kcal
  • とうもろこし(ゆで):99kcal
  • れんこん(ゆで):66kcal
  • ミックスベジタブル(冷凍):79kcal
  • アボカド(生):187kcal

※上記は可食部100g当たりのカロリーです

「アボカド」などの栄養価の高い食材であっても、やはりカロリーは高めなので食べすぎには注意していきましょう。

低カロリーな野菜を中心にして、高カロリーな野菜はなるべく少量にしておくことが大切です。

参考
  • 参考文献:「七訂食品成分表2020」(女子栄養大学出版部)
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【理由4】冷たいサラダばかりを食べている

いつも冷たいサラダばかりを食べていませんか?

サラダだけに限りませんが、冷たい食べ物や飲み物は胃腸を冷やしてしまいます。

胃腸が冷えてしまえば、せっかく食べた物の「消化」や「栄養の吸収」が悪くなり、最悪の場合は消化不良で下痢をしてしまうかもしれません。

結果的に、体に入ってくる栄養が減ることになるため、体が「省エネモード」になってしまうでしょう。

さらに、体全体が冷えて体温が低下することで、各内臓の働きも悪くなるため、結果的にダイエットの強い味方である基礎代謝が低下することになります。

冷たいサラダばかりを食べるのでは無く、温かいスープにしたり温かい飲み物と一緒に食べるなどの工夫をしていくことが大切です。

【理由5】カロリー不足で筋肉量が減少した

低カロリーなサラダばかりを食べていると、体に必要なカロリーが大きく不足してしまいます。

体に必要なカロリーが不足すれば、体は「脂肪」を分解してエネルギーを作り出すのですが、実は脂肪だけでは無く「筋肉」も同時に分解されてしまうのです。

基礎代謝は筋肉量と比例するため、筋肉の分解が進んで筋肉量が減少すれば、基礎代謝が低下することになるでしょう。

基礎代謝が低下すれば、1日に消費されるカロリーが減るため、痩せにくくなっていきます。

つまり、カロリー不足が続くことで筋肉量が減少して、結果的に「痩せにくい体」になっていくのです。

ダイエット中の筋肉量の減少を食い止めるためには、「筋トレ」をして積極的に筋肉量を増やしていくことが最適だと言えます。

ダイエットには、必ず「筋トレ」を組み込みましょう。

また、筋肉量を増やすためには、筋肉の材料となる「タンパク質」をとることも大切です。

タンパク質は食べ物からとった方が良いですが、摂取カロリーを少しでも抑えたいのであれば、水に溶かすだけで手軽にタンパク質がとれる「プロテイン」がオススメです。

プロテインなら、最低限のカロリーで多くのタンパク質をとることができます。

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【理由6】ドレッシングが高カロリー

野菜にかけるドレッシングにも注意が必要です。

いくら野菜が低カロリーでも、マヨネーズ高カロリーのドレッシングをたっぷりかけてしまっては、結果的に摂取カロリーが大きく増えてしまうでしょう。

野菜にかけるなら、ノンオイルドレッシングや低カロリードレッシングを使うべきです。

さらに、「ポテトサラダ」や「コールスローサラダ」、「マカロニサラダ」などには最初からマヨネーズがふんだんに和えられていることが多いので、なるべく避ける必要があります。

また、野菜を調理するときの油なども、脂肪がつきにくいものを選びましょう。

とはいえ、野菜を美味しく食べることができなければ、野菜を食べること自体が嫌になってしまうかもしれません。

自分が「野菜を美味しく食べることができる範囲で頑張る」ことが大切です。

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【理由7】高カロリーな飲み物を飲んでいる

食事のカロリーばかりを気にして、飲み物に注意を払えていない人は多いです。

例えば、甘いジュースや缶コーヒーはもちろん、「果汁100%ジュース」「スポーツドリンク」などには、とても高カロリーなうえ多くの糖質が含まれています。

糖質は、最も脂肪になりやすい栄養素なので注意が必要です。

「健康そうだから大丈夫!」と油断せず、必ず栄養成分表示の「糖質(炭水化物)」と「カロリー」を確認しましょう。

また、栄養成分表示は100mlあたりの表示になっているものも多いため、きっちりと1本あたりの糖質とカロリーを計算することが大切です。

なるべく高カロリーな飲み物は避けて、水やお茶などの「カロリーが無い飲み物」や「低カロリーな飲み物」を飲むという習慣を身につけましょう。

どうしても甘いものが欲しくなったときは、カロリーゼロの甘い飲み物で代用するという方法がオススメです。

サラダ以外にも「タンパク質」や「ビタミン・ミネラル」をとろう

タンパク質

「サラダしか食べてないのに痩せない理由」についてお話してきました。

サラダは、ダイエットに最適な食べ物の1つだと言えますが、サラダだけを食べていては「体が省エネモードになる」「体の代謝が悪くなる」「カロリー不足で筋肉量が減少する」などのリスクが高まります。

サラダ以外の物もきっちりと食べて「タンパク質」「ビタミン・ミネラル」などの体に必須の栄養素を積極的にとっていきましょう。

タンパク質を多く含む食材
  • 肉類
  • 魚類
  • 大豆製品
  • 鶏卵
  • 乳製品

タンパク質は、肉や魚、大豆製品に豊富に含まれています。

なるべく低カロリーで抑えたいなら「豆腐」や「納豆」「鶏ささみ」などがオススメの食材です。

残念ながら、すべての種類のビタミンやミネラルを含んでいる万能な食材は無く、基本的には色々な種類の食材に少しずつのビタミンやミネラルが含まれています。

そのため、毎日十分な量のビタミンやミネラルをとるためには、「色々な食材を少しずつ食べる」ということが大切です。

低カロリーな食事にこだわるよりも体の栄養バランスを整えた方が、結果的に順調に痩せていくことができるでしょう。

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もっと早く痩せたいならウォーキングもしよう

ウォーキング

ウォーキングは、最も手軽に行える「有酸素運動」の1つです。

有酸素運動の最大のメリットは、「脂肪」と「酸素」がメインエネルギーとして使われることなので、体脂肪を積極的に落とすことができます。

さらに、ウォーキングは背筋を伸ばし腕を大きく振ることで、全身の約80%の筋肉を動員する優秀な運動にもなるのです。

まさに、脂肪を減らして筋肉を維持するという、ダイエットに最適な運動だと言えます。

ウォーキングをする時間がとれないという人は、日常生活の中で歩く機会を増やして毎日8,000歩あるくことを目指しましょう。

まとめ

  • サラダは、低カロリーで食物繊維も豊富なので、ダイエットに最適な食べ物
  • サラダしか食べていないのに痩せない理由は、「体が省エネモードになる」「体の代謝が悪くなっている」「高カロリーな野菜を食べている」「冷たいサラダばかりを食べている」「カロリー不足で筋肉量が減少した」「ドレッシングが高カロリー」「高カロリーな飲み物を飲んでいる」などが考えられる
  • サラダ以外の物も食べて「タンパク質」や「ビタミン・ミネラル」などの体に必須の栄養素を積極的にとっていくことが大切
  • もっと早く痩せたいなら、有酸素運動であるウォーキングも行っていく

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