筋トレで重量が伸びなくなったらオーバーワークを疑おう
筋トレで重量が伸びなくなった?
筋トレの大きな楽しみの1つは、「使用重量がどんどん伸びていくこと」です。
ある意味、使用重量がどんどん伸びていくことが、筋肉量が増えて筋力アップしている証拠でもあるからです。
しかし、その重量が伸びなくなると一気に不安になってしまいますよね?
適切な筋トレは欠かさず続けていて、タンパク質や栄養もたっぷりと摂っており、睡眠時間にも問題が無ければ、お手上げ状態になってしまいます。
そんな真面目な人に多いのが「オーバーワーク」になってしまっていることです。
オーバーワークになってしまうと、どんなに正しい状態で正しい筋トレをしたとしても、使用重量が伸びることはありません。
どんなに工夫しても使用重量が伸びないなら、オーバーワークを疑ってみましょう。
使用重量を伸ばしていくことが筋力アップにつながるよ
でも、フォームは崩さないように気をつけてね
オーバーワークになっていると筋肉は成長しない
筋トレで言うところのオーバーワークとは、「筋トレを必要以上に頑張りすぎている」という意味になります。
筋トレを頑張りすぎることは、筋肉量を増やすためにはマイナスに働きます。
筋肉は、「破壊」と「修復」を繰り返すことで大きくなっていきます。
筋トレを頑張りすぎると、筋肉の破壊の機会が多くなってしまうため、「破壊」と「修復」のバランスが崩れることになります。
筋肉の破壊と修復のバランスが崩れていれば、どんなに頑張っても筋肉量や使用重量が増えることはありません。
では、オーバーワークから抜け出すためにはどうすれば良いのでしょうか?
その方法は簡単です。
筋肉の「破壊」の機会を減らし「修復」の機会を増やすだけで解決します。
日本人は、筋トレに真面目すぎると言われているよ
真面目すぎるから、頑張りすぎちゃう傾向にあるみたいだね
オーバーワークから抜け出すための対策をしよう
筋トレをする回数を減らす
勇気が必要ですが、筋トレをする回数を減らすことが最も効果的です。
思い切って、筋トレをする回数を半分にすることをオススメします。
毎日筋トレをしているなら週3回の筋トレに、週4回の筋トレをしているなら週2回の筋トレ回数に変えてみましょう。
筋トレをする回数を減らすことで、筋肉に修復時間を十分に与えることができます。
オーバーワークになっていれば、これだけで解決することがあります。
実際に、私も筋トレをする回数を半分にしたことで、伸び悩んでいた使用重量を伸ばすことに成功しました。
筋肉の修復時間には個人差があるんだ
自分の年齢や体質によっては、人よりも修復時間が長いこともあるよ
筋トレの時間を減らす
筋トレの時間を減らすのも良い方法の1つです。
例えば、いつも「1時間」の筋トレをしている場合は「30分」で切り上げましょう。
筋トレの種目を絞ったり、全身法から分割法に変えるなどの工夫が有効です。
筋トレの時間を減らすことで、筋肉の「破壊」が少なくなります。
筋肉の破壊が少なくなれば、「修復」にかかる時間も少なくても済むでしょう。
また、長時間の筋トレは体のエネルギー不足も引き起こします。
体のエネルギーが不足すれば、筋肉が分解されてエネルギーに変えられてしまいます。
1時間以上の筋トレはエネルギー不足になりやすいよ
筋トレの種目は、1つの部位で2種目あれば十分だよ
セット数を減らす
セット数を減らしてみましょう。
いつも10回の筋トレを「5セットやっているなら3セット」に、「3セットやっているなら2セットに」減らして様子を見るのはどうでしょうか?
筋トレのセット数は、筋肉を追い込むための目安でしかありません。
少ないセット数でも筋肉を追い込めているなら、もうそれ以上の筋トレをする必要は無いでしょう。
むしろ、それ以上やることで「オーバーワーク」につながります。
また、筋肉を追い込み続けていると、神経系も疲労し続けることになります。
神経系が疲労すれば、体調は万全でも本来の力を出し切ることが難しいです。
セット数を減らして様子を見るのも1つの方法です。
無理に3セット以上やる必要は無いよ
パンプアップしたり、筋肉を追い込むことが出来れば十分だよ
まとめ
- オーバーワークになると、どんなに正しい状態で正しい筋トレをしても、使用重量が伸びることは無い
- 筋トレを頑張りすぎると、筋肉の破壊の機会が多くなってしまうため、「破壊」と「修復」のバランスが崩れる
- オーバーワークから抜け出すためには、「筋トレをする回数を減らす」「筋トレの時間を減らす」「セット数を減らす」などが有効
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