心も体も健康だけど、肩こりだけはひどいと悩んでいませんか?
まさに私自身がそういうタイプで、大きな病気も小さな病気も無いのに、肩こりだけが毎日ひどくて悩んでいました。
しかし、筋トレをするようになってからは、肩こりで悩むことが嘘のように無くなりました。
筋トレで肩こりが治るなんて、もっと早く誰かに教えてもらいたかったです。
今回は、以前の私と同じように肩こりで悩んでいる人のために、肩こりを治すためのオススメの筋トレをご紹介していきます。
「筋力不足」と「血行不良」が肩こりの主な原因
細かく見れば肩こりの原因は色々とありますが、ほとんどの人の場合は「筋力不足」と「血行不良」が原因であることが多いです。
例えば、人間の頭は、平均で5kg〜6kgもの重量があります。
その頭の重量を1日中ずっと支えるための筋力が不足していれば、やはり「肩こり」という弊害をもたらしてしまうのです。
また、デスクワークなどで体の筋肉を動かす機会が少なければ、肩周りの筋肉が血行不良になってしまうでしょう。
血行不良になると、筋肉中の疲労物質や老廃物をうまく排泄することができません。
結果的に、筋肉の緊張状態を促進するため、これもまた「肩こり」の原因になってしまいます。
この「筋力不足」と「血行不良」の両方を同時に改善してくれるのが、私がオススメする「筋トレ」という運動なのです。
自宅で出来る!肩こりを治すために筋トレで筋肉を鍛えよう
では、実際に肩こりを治すためにどんな筋トレをすれば良いのでしょうか?
本当は全身をバランス良く鍛えて欲しいのですが、それは大変なので、今回は肩こりを治すための肩周りの筋肉だけをピックアップしてご紹介します。
肩こりが改善されて筋トレが楽しくなってきたら、ぜひ他の筋トレも試してみてください。
僧帽筋(首後ろ側の根本の筋肉)
僧帽筋は、首後ろ側の根本にある筋肉です。
「肩がこったときに揉みほぐす筋肉」と言えば分かりやすいでしょうか?
なんと言っても僧帽筋は、直接人間の頭を支え続けている筋肉のため、僧帽筋を少し鍛えるだけで肩こりが治ってしまう人も居るぐらいです。
僧帽筋を鍛えるなら、「ダンベルシュラッグ」がオススメの筋トレになります。
ダンベルを持った状態で肩をすくめるだけなので、筋トレ初心者でも簡単に行えるでしょう。
ダンベルが無い人であれば、ダンベルの代わりに500mlのペットボトルに水を入れたものや、雑誌や漫画を持って行えばOKです。
筋力が弱いうちは、何も重りを持たずに行っても十分に効果が期待できます。
三角筋(肩の筋肉)
僧帽筋には、頭の重量だけで無く両腕の重量を支える役割もあります。
僧帽筋の役割を少しでも軽減するためにも、肩の筋肉である「三角筋」を鍛えておきましょう。
僧帽筋と腕の筋肉をつないでいる「三角筋」を強くすることで、三角筋が僧帽筋にかかる両腕の重量をサポートしてくれるようになります。
結果的に、僧帽筋の負担が減ることになるため、肩こりを軽減する効果が期待できるのです。
三角筋を鍛える「サイドレイズ」という筋トレをご紹介します。
サイドレイズなら、軽い重量のダンベルでも十分に効果が期待できます。
なかなかコツがつかめないようなら、まずは何も持たずにやってフォームを覚えましょう。
背中の筋肉をほぐして血行を良くしよう
血行を良くするための方法は、何も筋トレだけではありません。
ストレッチという運動を行うことで、筋肉が引き伸ばされて血行が良くなります。
肩こりを治すということを目的にするなら、背中の筋肉を引き伸ばす「肩甲骨ストレッチ」を行っていくのがオススメです。
肩甲骨周りには、背中の多くの筋肉が集中しているため、肩甲骨ストレッチを行うことで背中の大部分の筋肉を一度に動かすことができます。
肩甲骨ストレッチで背中の筋肉の血行が良くなれば、疲労物質や老廃物が排泄されやすくなるため、肩周りの筋肉の緊張状態を緩和させることが可能です。
肩周りの筋肉の緊張状態が緩和されれば、結果的に肩こりを治すことにもつながります。
短時間でも良いので、肩甲骨のストレッチを習慣にして、背中の筋肉の血行を良くしていきましょう。
肩こりを治すためにも筋トレやストレッチを積極的に行っていこう
肩こりを治すための筋トレについてお話してきました。
肩こりの主な原因は、「筋力不足」と「血行不良」なので、これらを解消するためにも「筋トレ」や「ストレッチ」を積極的に行っていきましょう。
また、今回ご紹介した筋肉以外にも、全身には多くの筋肉があります。
健康的に生活していくためにも、肩周りの筋肉だけで無く全身の筋肉を鍛えていくことが大切です。
自宅で手軽にできる「自重トレーニング」から始めてみませんか?
まとめ
- ほとんどの人の場合は「筋力不足」と「血行不良」が肩こりの原因である
- 人間の頭を1日中支えるためには、十分な筋力が必要になる
- 血行不良になると、筋肉中の疲労物質や老廃物をうまく排泄することができず、結果的に肩こりの原因になる
- 肩こりを治すために鍛えるべき筋肉は「僧帽筋(首後ろ側の根本の筋肉)」と「三角筋(肩の筋肉)」である
- 肩甲骨ストレッチを行うことで、背中の血行が良くなり、首周りの筋肉の緊張状態を緩和することができる
- 肩こりを解消するためにも、「筋トレ」や「ストレッチ」を積極的に行っていく
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