基礎代謝を上げる方法と下がってしまう原因
基礎代謝とは?
基礎代謝とは、ただ生きているだけで消費されるエネルギー(カロリー)のことです。
基礎代謝は、年齢や体重により基準値は決まっていますが、様々な要因により日々変動しています。
例えば、無理なダイエットをして筋肉が落ちてしまえば、基礎代謝は下がってしまいます。
反対に、湯船にゆっくり浸り体を温めれば、基礎代謝は上がります。
つまり、基礎代謝をうまくコントロールできれば、効率良くダイエットすることができます。
基礎代謝を上げる方法
筋肉をつける
筋肉量が増えることで、基礎代謝を増やすことができます。
具体的には、筋肉1kg増えると基礎代謝が13kcalアップすると言われています。筋肉をつけるための運動と増えた筋肉分の基礎代謝を合わせると、大きな効果が期待できます。
また、筋肉をつけるためにも高タンパク質な食事を心掛けましょう。
湯船に浸かる
体を温めることで血管が拡って、全身の血行が良くなります。
発汗効果で細胞も活性化されて、基礎代謝がアップします。半身浴などもオススメです。
ストレッチをする
血行が良くなり、内臓の機能が向上します。
リンパの流れも良くなり、老廃物や疲労物質の蓄積を防ぎます。
また、関節や筋肉が柔らかくなり、体の可動域が広がります。
体の可動域が広がると1つ1つの体の動作が大きくなり、結果的に消費するカロリーが増えます。
水を多く飲む
人間の体の6割は水分だと言われています。
水分を多く摂ることで、細胞の働きが活発になります。
また、水分を多く摂ることで、体に溜まった老廃物を排出する効果も期待できます。
冷たい水を飲むと体が冷えて、内臓の機能が低下するので注意が必要です。
常温の水か白湯を飲むようにしましょう。
基礎代謝が下がってしまう原因
食べないダイエット
極端に食事量を減らすようなダイエットは避けるべきです。
体はエネルギーが足りなくなると、筋肉を分解してエネルギーに変えてしまいます。
つまり、食べないダイエットをすると筋肉が減ってしまいます。
また、少ないエネルギーでも活動できるように体が変わっていくことにもつながります。
結果的に基礎代謝が大きく減ってしまうことになります。
また、健康を大きく害することになるので、食べないダイエットは避けましょう。
栄養不足
食べないダイエットや、栄養価の低いものを食べ続けていると、内臓が正常に活動できなくなります。
食べないダイエットと同様に、健康を大きく害することになるので注意が必要です。
栄養価の高い食べ物を積極的に摂りましょう。
体温の低下
体の冷えに対して対応をしなかったり、冷たい飲み物や食べ物を多く摂ったりすると、内臓の機能が低下してしまいます。温かい飲み物や食べ物を摂り、体を温めましょう。
まとめ
- 筋力を高る、血行を良くする、体を温める、水分を多く摂ることで基礎代謝を上げることができます。
- 食べないダイエットは筋肉を減らすので、基礎代謝が下がります。また、体が省エネモード変わっていくことにもつながります。
- 栄養不足や体温低下によっても、基礎代謝が下がるので注意が必要です。
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