朝の時間はとても忙しいですが、1日の始まりとなる大切な時間でもあります。
もちろん、ダイエットにとっても朝の時間は重要です。
朝の時間をうまく過ごすことができれば、基礎代謝が高まって1日の消費カロリーが増えます。
また、自律神経が整って睡眠の質が向上したり、と色々なメリットを受けられるでしょう。
朝の時間は、自分のダイエットの効果をアップさせるための絶好の機会なのです。
とはいえ、朝から激しい運動や時間のかかることをする必要はありません。
誰でも簡単にできる、ちょっとした習慣を身につけるだけでOKです。
毎日できる朝ダイエット習慣
忙しい朝でもできる、簡単なダイエット習慣をご紹介します。
もちろん、どの習慣も朝にやるのがポイントです。
さっそく、明日の朝からでも試してみてください。
コップ1杯の水を飲む
睡眠中は水分を補給することはできません。
7時間の睡眠をとったなら、少なくとも7時間以上は水分を補給していないことになります。
まずは、体の水分不足を解消するためにコップ1杯の水を飲みましょう。
水を飲んで水分不足を解消することで、脳や内臓も目覚めて活発に働き始めてくれます。
注意点として、冷たい水ではなく「常温の水」か「温めた白湯」を飲みましょう。
冷たい水は内蔵を冷やしてしまうため、内臓に負担をかけて働きを鈍らせてしまうかもしれません。
また、できればコーヒーや牛乳などの「水分」ではなく、なるべく純粋な「水」を飲みましょう。
カーテンを開ける
起床したら、まずは部屋のカーテンを開けて日光を部屋の中に取り込みましょう。
日光を浴びることで、夜に眠気を誘うホルモンである「メラトニン」の分泌量を増やすことができます。
メラトニンの分泌量が増えれば、夜の寝付きが良くなり熟睡することができるでしょう。
毎日、きっちりと熟睡することができれば、体調や自律神経が整って基礎代謝が高まります。
また、日光を浴びることで体はビタミンDをつくり出すことが可能です。
ビタミンDがつくり出されれば、それだけ免疫力が向上して病気になりにくい状態を維持できます。
朝ごはんを食べる
睡眠中でも体内のエネルギーは使われ続けています。
脳や内臓の活動にはもちろんですが、筋肉や細胞の修復作業や記憶の再構成などにもエネルギーが使われているのです。
目が覚めたときには、体のエネルギーが空っぽの状態になっています。
そのまま体のエネルギーが空っぽの状態が続けば、体が省エネモードになり、午前中のカロリー消費が抑制されてしまうでしょう。
朝ごはんをしっかり食べて、しっかりとエネルギーを補給しましょう。
エネルギーが補給されることで脳や内臓の働きが活発になり、午前中でも活発にカロリーを消費してくれる体になります。
軽い運動をする
軽い運動をすることで、睡眠中に硬くなった筋肉をほぐしていきましょう。
筋トレやランニングなどの激しい運動をする必要はありません。
ストレッチや体操をゆっくりと行うだけで十分に効果があります。
硬くなった筋肉をほぐしていくことで、滞っていた血行が良くなり体がゆっくりと目覚めていきます。
血行が悪くなりやすい背中や太もも、ふくらはぎを中心に、筋肉をほぐしていきましょう。
深呼吸をする
大きく深呼吸をして、体中に新鮮な酸素を行き渡らせましょう。
深呼吸にはリラックス効果に加えて、脳や内臓の働きを活性化させる効果があります。
鼻から大きく息を吸い込み、口から大きく吐き出す深呼吸を繰り返してみましょう。
指先がピリピリとしてきたら一旦休憩です。
何度か深呼吸を繰り返せば、体が活性化した状態で午前中の活動を行うことができます。
朝の習慣で1日の消費カロリーが変わる
毎日できる朝ダイエット習慣についてご紹介してきました。
ポイントは、「水やエネルギーを補給する」と「脳や内臓を活性化させる」ことです。
朝のちょっとした習慣によって、基礎代謝が向上して午前中に消費されるカロリー量が大きく変わってきます。
午前中の消費カロリー量が増えれば、それだけダイエットの成功に近づいていくでしょう。
自分に合った簡単なものから、朝の習慣に取り入れてみてください。
まとめ
- 朝の時間はダイエットにとっても重要。朝の時間をうまく過ごすことができれば、基礎代謝が高まって1日の消費カロリーが増える
- 朝の簡単なダイエット習慣は「コップ1杯の水を飲む」「カーテンを開ける」「朝ごはんを食べる」「軽い運動をする」「深呼吸をする」などが効果的
- 朝のちょっとした習慣によって、基礎代謝が向上して午前中に消費されるカロリー量が大きく変わる
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