しっかりとタンパク質をとっているのに、なかなか思うように筋肉が成長してくれないと悩んでいる人も多いのではないでしょうか?
筋肉が思うように成長しない原因は、「タンパク質不足」「筋トレの強度不足」「睡眠不足」など、様々な要因が考えられます。
その中でも良く見落とされるのが、「十分な栄養がとれていない」ことです。
「いやいや、タンパク質は十分とっているよ」という人もいるかもしれませんが、筋肉の成長にはタンパク質以外の栄養素も必要になります。
タンパク質だけでは無く、その他の色々な栄養素も十分にとっていくことで、筋肉の成長を最大限まで高めることが可能です。
毎日の食事から十分な栄養をとっていれば、筋肉は頑張った分だけ成長してくれるようになります。
筋肉を成長させるには「タンパク質」だけじゃダメ
肉や魚に多く含まれているタンパク質は、筋肉や肌、爪などの材料となる栄養素です。
体内に入ったタンパク質は、そのままでは使えないため、一度「アミノ酸」に分解されます。
バラバラにされたアミノ酸を再構成することで、ようやく人間が利用できるタンパク質に作り変えられることができるのです。
そのアミノ酸を再構成するときに、ビタミンなどの栄養素が使われます。
その中でも特に重要な栄養素が「ビタミンB6」という栄養素です。
つまり、タンパク質だけをとっていても、ビタミンB6が不足していれば、人間が利用できるタンパク質に再構成することができません。
うまく再構成できなかったタンパク質は、何も利用されること無く体外に流れてしまいます。
とったタンパク質を有効に活かすためには、十分にビタミンB6をとることが必要不可欠なのです。
ビタミンB6は1日にどれくらいとれば良いの?
では、1日にどれくらいのビタミンB6をとれば良いのでしょうか?
厚生労働省が発表している、ビタミンB6の推奨量を年齢別にまとめました。
上記は、一般的な量のタンパク質とっている人を対象にしたビタミンB6の推奨量です。
筋トレをして、一般の人よりも多くのタンパク質量をとっている場合は、この推奨量よりも多くのビタミンB6をとっていく必要があります。
また、ビタミンB6は「水溶性ビタミン」に分類される栄養素です。
体内に長く留めておくことができないため、毎日の食事からとっていく必要があります。
ビタミンB6をとるには何を食べれば良いの?
とったタンパク質を活かすためにも、ビタミンB6をとることが必要だとお伝えしてきました。
ビタミンB6をとるためには、ビタミンB6を多く含むものを食べることが最適です。
私が最もオススメするのはバナナです。
バナナなら、消化も早く手軽にいつでも食べることができます。
また、糖質の補給にもなるので、筋トレの前後に食べると一石二鳥です。
金銭的に余裕がある人ならなら、マグロやカツオ、鶏ささみなどが最適ではないでしょうか?
タンパク質とビタミンB6の両方を兼ね備えているので、まさに筋肉を成長させるにはうってつけの食べ物だと言えるでしょう。
食事からビタミンB6をとれない日はサプリで補おう
食事から十分にビタミンB6をとれる日ばかりでは無いでしょう。
そんなときに便利なのがサプリメントです。
サプリメントであれば、手軽に栄養を補給することができます。
サプリメントでオススメなのは、ビタミンとミネラルの両方を一度に補給できる「ネイチャーメイドのマルチビタミン&ミネラル」です。
1日2粒飲むだけで、ビタミンとミネラルをバランス良くとることができます。
もちろん、食事から十分に栄養がとれた日は不要です。
サプリメントは、あくまで食事の補助として利用していきましょう。
タンパク質以外の栄養もしっかりとろう
筋肉の成長を最大限まで高めるためには、タンパク質だけでは無くビタミンなどの栄養素も必要になります。
特にビタミンB6は重要なので、毎日の食事から十分なビタミンB6をとっていきましょう。
食事から十分な栄養がとれない日は、手軽なサプリメントを利用するのがオススメです。
タンパク質以外の栄養もしっかりとって、筋肉をどんどん成長させていきましょう。
まとめ
- 筋肉が思うように成長しない原因の中で、よく見落とされるのが「十分な栄養がとれていない」こと
- アミノ酸を再構成するときに、ビタミンなどの栄養素が使われる
- 一般の人よりも多くのタンパク質量をとっている場合は、この推奨量よりも多くのビタミンB6をとっていく必要がある
- 食事から、十分なビタミンB6がとれない日はサプリメントで補う
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