若くても要注意!年齢に関係なく筋肉は使わなければ衰えていく
筋肉は使わなければ減っていく
中高年からは、筋肉が少しずつ減っていくことは有名ですよね?
しかし、筋肉が減っていくのは中高年だけではありません。
若い人でも油断していると、気付かないうちに筋肉は減っていくことになります。
特に、何も運動をしていなかったり、極端なダイエットを繰り返している人の筋肉は、中高年の筋肉よりも減少していることさえあります。
「筋肉が減ってもスリムに見えるから別に良い!」と考えた人は注意が必要です。
筋肉が減ることで、今後の人生で大きなデメリットを受けることになります。
普段、乗り物で移動することが多かったり、座りっぱなしのことが多いなら注意が必要だね
筋肉が減ることによるデメリットとは?
筋肉と健康は、お互いに切り離すことができない関係です。
つまり、筋肉が減っていくことは、不健康になっていくことを意味しています。
太りやすくなる
1日に消費されるカロリーは、その人の筋肉量に比例します。
筋肉が減っていけば、その分だけ1日に消費されるカロリーが減ってしまうことになります。
つまり、太りやすい体になっていくことになります。
もちろん、運動をすれば消費カロリーは増えますが、その効果は微々たるものです。
できるだけ筋肉を減らさないことが、自分の体型を維持するために最も重要なことです。
筋肉量のチェックは、体組成計で簡単に確認することができます。
自分の筋肉量が、適正値かどうかを定期的に確認しましょう。
怪我をしやすくなる
筋肉が減ることで、骨や関節、腱に余計な負担がかかることになります。
筋肉というクッションが無くなり、ちょっとした動作で怪我をする可能性が高くなります。
また、運動不足や極端なダイエットをしていれば、筋肉と同時に骨まで弱くなってしまうでしょう。
骨が弱くなってしまえば、年齢に関係なく骨粗しょう症の原因にもなりかねません。
骨粗しょう症になれば、転んだだけで骨折してしまう危険もあります。
筋肉と骨の強度は比例すると言っても過言ではありません。
怪我のリスクを最小限にするためにも、筋肉は多い方が良いのです。
病気になりやすくなる
人間の体は、隅々まで多くの血管が張り巡らされています。
血管は主に筋肉の中を通っており、筋肉が増えれば血管は太く大きくなり、逆に筋肉が減ってしまえば血管は細く少なくなってしまいます。
血管には、脳と内臓に酸素と栄養素を運ぶという大切な役割があります。
血管が細く少なくなれば、脳や内臓に酸素と栄養素を十分に届けることができません。
脳や内臓が本来の機能を発揮できなくなり、体のパフォーマンスが大きく低下します。
体のパフォーマンスが低下すれば、病気になるリスクが増大するでしょう。
また、血管が細く少なくなることで体温が低下します。
体温が低下すれば、体の免疫細胞の働きが弱まってしまいます。
免疫細胞の働きが弱まれば、外部から入ってきたウイルスの撃退が難しくなるでしょう。
結果的に、風邪や病気にかかりやすくなります。
不健康な見た目になる
細い人がモテる訳ではありません。
適度に引き締まった体をした健康的な人がモテるのです。
引き締まった体を目指すなら、やはり筋肉は必要不可欠です。
筋肉をつけることで、体のメリハリがつき、人間らしい健康的な見た目になります。
反対に、筋肉が減ってしまうと、細くても不健康な見た目になってしまいます。
下手をすれば、細くてもお腹や二の腕が脂肪が残っているという結果にもなりかねません。
脂肪だけを減らし、筋肉はしっかりと残すことで、健康的な見た目になることができます。
運動をすることで筋肉は維持され成長する
幸いなことに、人間は運動をすることで筋肉を増やしていくことができます。
また、歩いたり、体操をするだけでも、十分に筋肉量を維持することが可能です。
これからの残りの人生を健康的に生活していくためにも、適度に運動をして筋肉を維持していくことが大切です。
筋肉を維持するのに、一番効果的なのは筋トレです。
自宅で簡単にできる「自重トレーニング」から始めてみませんか?
筋トレが難しい人は、「歩く」ことだけでも試してみましょう。
胸を張って、しっかりと歩くことで、人間の体の80%の筋肉を使うことができます。
スマホの歩数計機能や、歩数計アプリで記録を付ければモチベーションも上がります。
1日に8,000歩〜10,000歩を目指して、どんどん歩いていきましょう。
まとめ
- 若い人でも、筋肉は使わなければ減っていく
- 筋肉が減っていくことは、不健康になっていくことを意味している
- 筋肉が減ることによりデメリットは「太りやすくなる」「怪我をしやすくなる」「病気になりやすくなる」「不健康な見た目になる」などがある
- 人間は運動をすることで筋肉を増やしていくことができる
- 自重トレーニングや歩くことにより、筋肉を維持していくことが大切
コメント